・自分への質問の質が人生の質にもなる
自問自答。
意識している人はどれだけいるでしょうか?
私は今年始め頃からもっと「意識的」になろうと思っていました。
でも、最近は少し蔑ろになってきている感がありました…(汗)
自問自答。自分への質問は質があると思います。
これは「自分への質問」に対しての書籍。
いろいろと読ませていただき気づきました。
自分を良い方向へ向かわせる質問。
自分をダメな方向へ向かわせる質問。
質問の質が人生の質にもなるは納得です。
今の人生に「満足していないぞ!」という人。
そのような人は日々の自分への質問。
自問自答の精度を高めることによって人生の質。
より良い人生に向かう可能性も大いにあります。
そんなところで、質問本の新刊を書評していこうと思います。
書名:人生、このままでいいの? 最高の未来をつくる11の質問
著者:河田真誠
出版社:CCCメディアハウス
出版年:2018年8月1日
ページ数:236ページ
あなたは今の自分に「いいね!」ができるか?
満足できない人は本書がありますと言うわけです。
「今日から人生が変わりだす」って良いですよね。
いきなり本書を読んですべてを取り入れようとすると挫折するかもしれません。
気になる質問が1つでもあれば、すぐに自分へ質問してみる。
そして、本書を意識することによって「自問自答」も意識的になると思います。
質問に対して今から意識的になれる素晴らしい新刊の紹介です。
・この本はあなたの人生の道しるべになる本だ
(P.2) この本は、あなたの「人生の道しるべ」になる本だ。これから長い人生を歩んでいく中で、その時々に必要な気づきを与えてくれる「一生を支える本」になるはずだ。もし、「これからの人生をどう生きていこうか」「どうすれば、最高の人生を歩めるだろう?」「本当にやりたいことは何だろう?」と人生に迷っていたり、よりよい人生を模索しているのであれば、本書とゆっくり丁寧に向き合うことをオススメする。できれば、この本を片手に旅に出れば完璧だ。
はじめに
第1章:人生の地図を手に入れよう
第2章:人生は質問でできている
第3章:最高の未来をつくる11の質問
第4章:あなたの人生をつくっていこう
おわりに
本書の目次になります。
本書とゆっくり丁寧に向き合うこと。
先ほども書いた通りでいきなりすべてに向き合おうとする。
恐らく挫折してしまうと思います。
ゆっくりと噛み締めながら質問してみるといいかもしれません。
質問して自分の心の整理の時間を持つととらえるのもいいかもですね。
第3章が本書の肝になる部分です。
最高の未来をつくる11の質問が書かれています。
この最高の未来をつくる11の質問と解説が第3章です。
第3章がメインと言っても良い本だと思います。
質問を紹介するのはネタバレなので本書の素晴らしい解説部分を紹介していきます。
(P.29) 自分の心は、いつも会話をしておかないと、すぐに迷子になってしまう。だからこそ常に自分の気持ちに耳を澄ませておこう。そのためには自分に質問することがオススメだ。自問すると、たくさん自分と会話ができ、自分の生きる道が自然と見つかっていく。誰かに与えられた道ではなく、自分が心から望む道だ。
普段の自問自答。
脳内会話とも言えます。
ほとんどの人はネガティブがしめています。
その「脳内会話」をいかに「ポジティブ」に出来るか。
いかに「未来にプラスへ向けられるか」ということがよく言われます。
本書の最高の未来をつくる11の質問も頭に意識しておく。
そうすると日々の「生活の質」も上がるんじゃないでしょうか。
(P.36) 「答え」ではなく、「質問」が大切だ。良質な質問は、その時々の自分に必要な気づきを、自分で導くことができる。「質問」はどんな時代にも通用する普遍的なものだ。いい質問は一生、そのときのあなたを幸せに導いていくだろう。人生は、どんな質問を自分に投げかけているかでできているといっても過言ではない。自分の思考を整理し、時には見えていないものを見せてくれる上質な質問を自分に投げかけよう。
答えではなく質問が大切。
ここは「盲点」だと思うんですよ。
質問したら答えがあって当たり前。
えっ、質問してるのに答え見つけなくていいの?
そのように思う人も多いかもしれません。
著者の河田真誠さんは質問して見つからない答え。
5年も10年も見つかっていない答えがあるそうです。
でも、質問することによっての「気づき」が大切と述べています。
こちらは「引用」部分の通りです。
(P.44) 大切なことは、ここに書かれていることもヒントでしかないということだ。本文を読んだり、質問に答えたりして、心にグッとくるものもあると思う。しかし逆にイラッとしたり、否定したくなるものもあるはずだが、それでいい。僕の仕事は、あなたを混乱させることだ。いい感情でも悪い感情でもいい、あなたの心に波風を立てて、感情を動かしていきたい。心が動くことで、自分を感じることができる。そんな気持ちの変化を感じてほしい。
自分の頭が混乱するのは良いこと。
私はこれは、ジョー・ヴィターレだったか誰かの言葉で意識し始めました。
よく考えてみると最初から知っていること。
当たり前だと思っていたら「無関心」とか「感情の揺れ動き」はありませんよね。
だから、混乱するのはそこに対して「未知との遭遇」があるからとも言えます。
まずは良い悪いの「レッテルを貼る」のをやめる。
自分のありのままに自分の感じるままに読んでみるのもいいかもしれません。
(P.50-51) 選択肢がないと選べない。今すぐにでも本屋や映画館に行って、自伝や小説など人生のストーリーに触れて人生のメニューを増やしてほしい。また、人との出会いもオススメだ。近所の居酒屋に行ってみれば、いろんな人がいるだろう。そんな人と話をしてみるなど、できるだけ多くの人の人生に触れることで、その人が何に幸せを感じており、どんな夢を持っているのかを知ることがオススメだ。大切なことは、「これまでに触れたことがない」だ。同じものに触れても世界は広がらない。読んだことのない本、会ったことのないようなタイプの人と触れ合ってみると、世界は広がるだろう。そのときに「この人とは違う」と自分の身を守りがちだが、それでは何の意味もない。違うことを楽しむことが大切だ。
私は本もそうだし沢山のブログからも影響を受けました。
知らない世界を知るためには「情報」なんですよね。
「情報」があるからココに行きたいやこれが欲しいが出てきます。
「夢」だって最初からそんな職業があるなんて知らなければ目指せません。
もちろん、開拓者になる方法だって無いこともないです。
たとえば、プロブロガーやYouTuberは先駆者がいてこそですもんね。
その人たちが切り開いて「認知」されたからこそ目指しやすくなったと思います。
だからこそ、人に聞くのもそうだし、ネットの情報もそう。
アンテナを張り巡らせて探してみるのは大切です。
同じものについつい触れてしまうのは居心地の良さからですからね…。
私もまだまだ強いのでアンテナ感度を高めておきたいです。
(P.82) 「本当に、そうだろうか?」と自問すると、一度立ち止まることができる。一度客観的に考えてみると本当はいらないものがたくさんあることにも、本当は別に大切なものがあることにも気づけると思う。自分が当たり前に思っていることこそ「本当に?」と問いかけ見直してみよう。
本当にそうだろうか?
やらない理由。
できない理由。
この手の癖がついてしまっている人。
私はすごく重宝すると思うんですよね。
「○○できない!」って思ったとき。
立ち止まって、「本当にそうだろうか?」と自問する。
これだけで、「あれっ?」て気づく可能性もありますからね。
(P.88) 僕の場合は、新しいやり方を発見したときや、これまでの思い込みが壊れるときや、ゲーム感覚で楽しめたりすると、とても楽しく取り組める。そこに「楽しいスイッチ」があるからだ。他にも「人に教えられるようなコツを見つけると楽しい」「ノリノリの音楽をかけると楽しくなる」、または「仲間と一緒に取り組むと楽しくできる」という人もいる。どんなときに自分がやりがいや楽しさを感じるかを見つけて、あなたも自分の「楽しいスイッチ」をつくってほしい。やらないといけないことも楽しくこなせるようになる。
つまらないことはゲーム化しよう。
楽しくすることを考えよう。
などなど、言われますが、ほんと大切です。
「楽しいスイッチ」を持つのは効率もよくなりますからね。
いやいやでやるより楽しくやったほうがテキパキ行くと思います。
だからこそ、事前に「楽しいスイッチ」をつくるのは良い心がけです。
【人生、このままでいいの? 最高の未来をつくる11の質問】
・まとめ
【新刊】あなたの質問が人生を切り開く 人生、このままでいいの?でした。
本書は質問以外の部分。
著者の河田真誠さんの「考え方」と言える部分も多く書かれています。
「最高の未来をつくる11の質問」がありますと書きました。
それ以外のページにもより良くなる自分への素晴らしい質問。
沢山の質問が書かれているので自問自答する際の参考になること間違いなしです。