【新刊】子供向け番組と侮るなかれ ふたりはプリキュア名言集

・何からも得るものがある

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私の価値判断。

「先入観」をあまり持たないようにしています。

世の中では「男性向け」やら「女性向け」やら言いますよね。

それに「子供向け」なんかも使われる言葉です。

でも、そういうレッテルにとらわれすぎないように意識しています。

 

たとえば、自己啓発書やビジネス書の名著があります。

その名著を読んでもイマイチ理解できなかった。

しかし、「マンガでわかる○○」を読んだら理解できて人生が変わった。

このようなことがあるかもしれません。

これだって、レッテル貼りをしていたら起こり得ることはありません。

 

「マンガなんて読むものじゃない」とか「マンガなんて所詮は娯楽」とかです。

自分のレッテル貼りのせいでせっかくの機会を逃してしまう。

これは私はもったいないことだと思います。

どこに自分にとって楽しくなることが隠れているかわからない。

どこに自分の人生を変える種が隠れているかわからない。

そう考えるといろいろ触れてみるのは悪いことじゃないと思うんですよね。

もっとも、私の場合は「好奇心旺盛」という部分も大きいですが。

 

今回はそこを踏まえての「プリキュアの名言集」です。

プリキュアと言えば、小学生低学年の女の子向けアニメと言ってもいいでしょうか?

それ以上の世代の女の子は「アイカツ」と言う感じになるんですかね。

ただ、高校生になっても大学生になってもプリキュアを視聴している人。

そういう人はいると思いますし、私はそれはそれで良いと思うんですよね。

 

自然に卒業していく人は卒業していくと思います。

視聴したい人はまわりに流されずに視聴し続ければいいんですよ。

たとえば、今の時代の「仮面ライダー」です。

仮面ライダーは幼稚園や小学生低学年の男子向けイメージありますよね。

しかしながら、最近は「イケメン俳優」の起用。

これは戦隊モノの方もそうだと思います。

 

子供よりも「母親」の方が熱心になっている。

イケメン俳優の起用で20代などの女性も視聴する。

1つの「ドラマ」として視聴している人も多いと思うんですよね。

「仮面ライダー」=「子供の番組」という図式は変化していると思います。

そもそもが、アニメやゲームへの価値観が変化していると思うんですよ。

 

今、親になっている20代後半から30代の両親です。

ゲームはファミコンがあったりアニメも深夜アニメなどが増え転換期。

子供の頃にサブカルチャーが充実してきた世代じゃないですか。

そう考えると大人になってもゲームやアニメをしていることへの価値観。

本人もプレイしていたり視聴している人も多いと思っています。

Twitterなどを見ていてもそのように感じることが多くあります。

 

私的には「大人になったら卒業」というのがよくわからないんですよね。

これこそが、世代ごとの価値観という部分だと思っています。

人それぞれの多様性と言う面で言うと、私は否定こそはしません。

でも、まわりの友人や両親に流されて好きなことを無理矢理やめる必要は無い。

自分自身で「選び取る」ことが大切だと思っています。

プリキュア好きなら20代でも30代でも40代でも視聴すればいいんですよ!

たくさんの素晴らしい名言も飛び出してますからということで書評ですw

 

 

書名:ふたりはプリキュア名言集 わたしたちはぜったい負けない

出版社:講談社

出版年:2018年7月14日

ページ数:127ページ

 

アニメでもゲームでもマンガでも音楽でも映画でも…。

何からも得るものがあり人生を変えるキッカケ。

それにこの言葉に救われたという経験は誰しもがあると思います。

今回は「ふたりはプリキュア」からの名言集です。

ふたりはプリキュアは初代プリキュアとも呼ばれていますね。

 

今年6月か7月くらいに超話題になっていました。

初代プリキュアが最新(2018年)のプリキュアに登場したという話題です。

TwitterのおすすめトレンドでもTOPくらいの位置に君臨していました。

最初に放映されたふたりはプリキュアは2004年から2005年に放送していたそうです。

約14年前と言うことで、プリキュアも15周年になるというのは驚きです。

本書を読んで懐かしい人もいるかもしれない初代プリキュアの名言集を紹介します。

 

・大人が読んでも元気もらえるプリキュア名言集

 

はじめに
プリキュアとそれを取り巻く世界の人々
CHAPTER1:正反対のなぎさとほのか
CHAPTER2:光と闇の闘い
CHAPTER3:家族、友だち……好きな人
CHAPTER4:つらぬく意志
「ふたりはプリキュア」ハートの処方箋
本名陽子さん×ゆかなさんインタビュー 「ふたり」の「プリキュア」

 

(P.4-5) 入学、進級、社会人、試験、自己表現。友人、先輩、後輩、恋愛…みなさんがこれから迎える新しい世界に一歩を踏み出すには、勇気がいります。でも大丈夫。ぜひ本書を紐解いてみてください。そこにはきっとあなたの不安に寄り添うひとことがあります。子どもの頃に漠然と「かっこいい!」と思った言葉には、今は魂が宿っています。

 

本書の目次になります。

子供の頃に漠然と「かっこいい!」と思った言葉には今は魂が宿っている。

はじめにで書かれている東映アニメーションの人の言葉も私的には名言だと思います。

放映されたのが約14年前ということはですよ。

0才の子供は当たり前ですけど、視聴しても覚えていないと思います。

今の「18歳~22歳」くらいの人は超ストライクということです。

つまり、社会人になろうとしている人への応援の意味合いもあるんですね。

 

だから、入学、進級、社会人、試験、自己表現。友人、先輩、後輩、恋愛…。

この部分をはじめにで書かれているわけです。

みなさんがこれから迎える新しい世界に一歩を踏み出す勇気をもらえる1冊。

この言葉を踏まえると本書は全然「子供向け」では無いですよね。

大人になって紐解いて考えるというのは素晴らしいコンセプトだと思いました。

 

(P.20-21) ケンカをすることは悪いことじゃないでしょ。だって、どうでもいい人とはケンカなんてしないでしょ。

 

ケンカするほど仲が良いとも言います。

どうでもいい人とはケンカしない。

どちらかと言うと、どうでもいい人は「無関心」ですね。

ケンカどころか関心すら抱かなくなってしまうと思います。

このプラスメッセージは素敵です。

 

(P.61) [なぎさ]どうしようもないことだし…
[ほのか]今の私たちには、どうすることもできないし…
[さなえ]それは、どうしようもないと思うから、どうすることもできなくなる時だってあるんじゃないかしらねえ~。

 

どうしようもないと思うからどうすることもできない。

「できないと思うからできない」とはよく言います。

最初から気持ちの面で負けていたらできることもできなくなると思います。

だからこそ、気持ちの面で勝つ。

できない理由よりもできる理由を考えようです。

 

(P.62-63) [なぎさ]今がどんなにつらくても…
[ほのか]絶望と希望はいつも背中合わせ
[なぎさ]希望を失わないでがんばれば…
[ほのか]明日はきっと…
[なぎさ]いい日になるよ。

 

絶望と希望は隣り合わせ。

陰と陽という考え方があります。

光あれば闇もありという考え方があります。

考え方と言いますか、物事は「表裏一体」です。

今どんなに闇の中でも必ず光が射します。

明けない夜はないですからね。

 

(P.66) お父さんとお母さんが言ってた! 人生は良いことと悪いことが半分ずつなんだって! 今までつらいことばかりだったなら、これからは良いことばかりでしょ。

 

超ポジティブですよね。

勇気がもらえる名言だと思います。

私は人生の中で帳尻合わせってあると思うんですよ。

悪いこととか辛いことが続きすぎると、そろそろ帳尻合わせ来る?と思うようにする。

気持ちが沈んでいる中にもどうせ良くなるからいいかと思える自分がいます。

つらいことばかりの状況ならこれからは良くなるしか無いと思えると元気になります。

 

(P.69) [ホワイト]幸せって、今立ってるこの場所から作るものじゃないの?
[ブラック]そうよ、そんな宿命なんか乗り越えて、みんなで幸せになってやるー!

 

幸せは今立っているこの場所から作るもの。

どうやっても悔やむような過去に戻ることはできません。

だからこそ、今から自分自身で道を切り開いていく。

幸せを今のこの時点から自分で作り出すという心構えが大切です。

そんな遠い未来よりもまずは昨日よりも今日少し良くなればいいんですよね。

 

昨日のことになります。

同じ言葉(同じようなニュアンス)の言葉に3回も出会ってしまいました。

これは何かあると思いますし、こちらの引用にも良いと思うので書き記します。

 

※今のあなたが1番若い

 

若返ることはもちろんできません。

でも、1年後から見れば今のあなたは1番若いわけです。

5年後だって10年後だって今のこの時点のあなた。

この記事を読んでくれているあなたが1番若いんですよ。

だから、1番若い今日の自分が今立っているこの場所から幸せをつくる。

今回の名言と合わせ技で使用できる考え方だと思いました。

過去を悔やんでいる時間よりも今の1番若い私ががんばるほうがいいですよね。

 

【ふたりはプリキュア名言集 わたしたちはぜったい負けない】

 

・まとめ

【新刊】子供向け番組と侮るなかれ ふたりはプリキュア名言集でした。

世の中の名言って何も偉人集や名著だけに隠れているわけではありません。

一般的に「娯楽」と言われるようなことに人間の真理と思える部分。

この考え方は感銘を受けたと思える部分が隠されていることもあります。

だからこそ、「先入観」で判断しすぎないことも大切だと思いますよ。