・田端信太郎という人について
私は先週くらいからTwitter。
少しずつ弄り出したんですよ。
停滞は後退ということを思い出した。
このままでは埒が明かない。
ということで、気になる人をフォローしました。
基本的におすすめユーザーに表示された人をフォロー。
そして、私が気になる有名人をフォローしています。
基本的に「芸能人」ではなく「有名人」という感じです。
ネット界で有名な人やユーチューバーの人などです。
これは新しい考え方を仕入れないとダメだという気持ち。
初心忘るべからずと思ったこともあります。
そのフォローした1人に「田端信太郎」さんがいるんですよ。
前から名前は存じていましたけど、それくらいです。
実は今回の新刊も読むか読まないか考えて読んでいませんでした。
でも、田端信太郎さんをTwitterでフォローして考え方が変わりました。
どうして、変わったのかと言うと簡単なことです。
田端信太郎さんのツイート内容がおもしろいから。
この人の考え方はもっと知りたいと思える内容です。
そこで、本書が出版されていたのは知っていました。
だから、早速、読んでみたというところであります。
書名:ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言
著者:田端信太郎
出版社:幻冬舎
出版年:2018年7月6日
ページ数:229ページ
私は幻冬舎の本が大好きです。
特にここ数年は「NewsPicks Book」というジャンルの本。
ジャンルと言っていいかわかりません。
幻冬舎のこのように明記されている本はこれからの時代に必要な考え方。
著者さんが既存の考え方を否定している本が多くて本当に大好きです。
私は「考え方が大好き」という書き方をよくします。
これは私は基本的に好奇心旺盛なんですよ。
だから「この考え方は無かったという考え方」です。
そういう考え方を知れるの大好きだったりします。
それが、私の今の考え方を否定するモノでも関係ないです。
私の大好きという言葉にはそのような意味も含まれています。
それでは、気になる田端信太郎さんの新刊を書評させていただきます。
・会社員の人以外もこれからの時代に必要な考え方
はじめに:会社の奴隷解放宣言
第1章:君は誰を笑顔にしたか?
第2章:己の名をあげろ
第3章:会社なんて幻想だ。大いに利用せよ
第4章:市場を支配しろ
第5章:発信者たれ
第6章:真っ当な人間であれ
第7章:たかがカネのために働くな
おわりに:さあ、砂かぶり席でワクワクしよう!
(P.7) SNSがなかった時代は、どれだけ実績をのこしても、会社にその実績は吸収されてしまった。しかし、今はSNSで個人の名前を前面に出すことができる。君がブランド人になる状況は完璧に整っている。今こそ会社という鎖を噛みちぎって、自分という「ブランド」を打ち立てろ。憂鬱な顔をして出勤するのではない。今日はどんなチャレンジをしようかと胸躍らせながら会社に乗り込むのだ。会社はステージに過ぎない。主役は君だ。僕について来い。本書はそのための武器になる。『ブランド人になれ!』が「21世紀の奴隷解放宣言」になれば望外の喜びだ。
本書の目次です。
今回の書評は主に前半部分になります。
とは言え、後半部分もとても素晴らしい。
私はTwitter廃人と言えるくらいTwitter大好きです。
田端信太郎さんのTwitterの使い方への考え方。
(厳密に言うとSNSへの接し方ですが)
そのような部分も垣間見えて私はこの部分も大好きでした。
これからの時代を生きる上でインストールしておきたい。
そういう考え方が多く語られている新刊でしたよ。
(P.20-21) 脱サラの夢に燃えてラーメン店を始めたオヤジが、どれだけがんばってスープを仕込み、渾身の1杯を提供したところで、そのラーメンがおいしくなければお客様にとっては、インスタントラーメン以下の価値しかない。「生活費を稼ぐ」とか「ニートから脱出する」といったチマチマした「虫の目」的動機をいったん脇において、まずは「鳥の目」になって自分と自分の仕事と、お客様との関係を俯瞰してみてほしい。
私は最近Twitterのフォロワーさんを増やしました。
そこで最近フォローした人のツイートを見ていて感じたことです。
これは「ブロガーさん」向けだと思ってください。
やたら、「グーグルアドセンスの審査」の合否についてつぶやいている人が多い。
あくまで私が最近フォローしたブロガーさんですが、そのような印象を受けました。
そこで、こちらの引用になると思うんですよ。
なんで、グーグルアドセンスの審査の合否に一喜一憂するのかという話しです。
「生活費を稼ぐ」とか「ニートから脱出する」といったチマチマした理由。
「虫の目」的動機をいったん脇において、まずは「鳥の目」になるということです。
田端信太郎さん的に言うと「虫の目」の人が多いと思いました。
そもそも、グーグルアドセンスの審査に合格したところですよ。
1ヵ月8000円以上稼げなければ、アドセンスからの入金はございません。
最初から3ヵ月で8000円とか目標立てている人はまだいいかもしれませんが。
(換金額に到達しなければ毎月上乗せ(例:3000円+2000円+3000円=8000円)ですね)
それなのに「アドセンスの審査」を「ゴール」にしている人が多い印象を受けました。
本末転倒と言いますか、合格できない水準の人。
失礼なことを承知で言わせていただくと入金まで遠くない?って話しです。
それなのに「審査合格」だけに躍起になっているのは視点が違うと思いました。
それが、田端信太郎さんが言う「虫の目」になっているなんでしょうね。
私的にはアドセンスの審査に合格よりも「1ヵ月8000円のハードル」のほうが高い。
このことを発信している人って少ないんですよ。
アドセンス審査に合格すれば「収入が増える」と思っている人が多い印象を受けます。
これは田端信太郎さんの「ラーメン店のオヤジ」に通ずるところがあります。
ラーメン店を開業しても開業してゴールでは無いんですよね。
だからこそ、「虫の目」ではなく「鳥の目」を意識したほうがいいですよね。
(P.26) 1杯100円の値段をつけて座りこみの列を練り歩けば、それなりの数が売れると思う。真冬のさなかに熱湯とカップラーメンをセットで出前すれば、原価150円のラーメンが300で売れるかもしれない。汗水たらしてまずいラーメンを仕込むことが仕事なのではない。
「どうすれば人が喜んでくれるだろう」と知恵をめぐらせ、相手の立場に立って想像力を働かせれば、喜びのリターンに応じて君の仕事の価値は上がっていくのだ。ブランド人たるもの、「カネを稼ぐ」という自分本位の目的など捨て、「他人の幸せ」を考えなければならないのだ。それができたときにカネは勝手についてくる。
またまたラーメン的な話しですねw
これは「コーヒー」だって当てはまります。
マクドナルドで飲むコーヒー。
コメダ珈琲店で飲むコーヒー。
スターバックスで飲むコーヒー。
リッツカールトンで飲むコーヒー。
同じコーヒーなのに値段は別々です。
もちろん、原材料とかは違います。
ただ、500円のコーヒーと1000円のコーヒーにそこまで違いある?
そういうことはありますよね。
私はこの部分の田端信太郎さんの考え方はもっと意識したいと思いました。
(P.38-39) 「ビジネス書でノウハウを学んで最初から生産性を高めよう」と思っても、意識が高いだけの勘違い男になるのが関の山だ。「圧倒的努力で、大量の仕事をこなす」。これしか、ブランド人の階段を登り続けるための体力はつかない。千本ノックを2年も続ければ、人は誰だって己のリミッターがハズれ、突破力を身につけられる。
これは私が成りえてしまうところですw
肝に銘じておかないとダメですね…orz
2年間の継続的な努力という部分です。
死に物狂いでがんばるんだ!という部分です。
私もインストールし直さないとダメだと思っています。
だからこそ、次の引用と解説につながります。
(P.50) 時代遅れの「成功体験」というのは実はとても厄介なものである。過去に通用した成功体験や勝ちパターンが鮮やかであればあるほど、それに固執してしまう。そういう意味では、手垢のついていない新人こそが最強なのだ。
(中略)
新人がすぐにできる最大の貢献は、組織に流れる暗黙のルールをゼロベースで問い直すことだ。「過去の記憶がない」新人にはそれが望まれているのだ。
私はネット界で有名な人を中心にフォローを増やしたと書きました。
それと同時に「新人」さんと言える人もフォロー増えています。
グーグルアドセンス審査の考え方について苦言的なことを書いてしまいました。
だけど、私がフォローした理由ってそういうことでも無いんですよ。
要は、私が「過去の記憶が無い人から学び直したい」ってことです。
最近めちゃくちゃ感じているのが田端信太郎さんの引用です。
「時代遅れの成功体験というのは実はとても厄介」という部分。
私は本当の本当で肝に銘じたいです。
これってどうしても「とらわれが起きてしまう」んですよね…。
過去の○○さんのブログは参考になったから読み直してみようとかです。
「新規」よりも「過去の役に立った」ことに頼ってしまう。
これはこれでダメだと思い新しい風を入れようと行動しています。
だから、「アドセンスの審査への合否」の話しです。
苦言を呈するようなことを書いても私はすごく参考になっています。
だって、「アドセンス合格」のために皆さんがんばっているじゃないですか?
それに私が知らない最近の有名な役立つブロガーさんを知っている。
そのような知識も共有してくれるので本当にすごいと思います。
だからこそ、引用は「会社の新人さん」について述べられています。
でも、これってどの部分でも役に立つ考え方だと思うんですよ。
自分の壁を壊すには今の自分のままではダメ。
新人さんだからって思わず愚直に新人さんからも学ぶ姿勢って大切だと思います。
いや、新人さんだからこそ自分が忘れてしまった部分を学び直せる機会でもあります。
(P.130-131) ユーチューバーがものすごい視聴回数を上げているのであれば、「くだらない」とバカにすることなく、とりあえずユーチューバーの動画にアクセスしてみる。理想的には、見るだけでなく、自分でも動画をアップしてみるのが一番だ。たとえば、2018年の春から「ボイシー」という音声コンテンツのプラットフォームが流行っているので、私はトライしている。一人でスマホに向かって吹き込む恥ずかしさたるよ!(笑)
「老眼だから」とジジくさいことは言わず、老眼鏡をかけてでもネットゲームやアプリをいじってみる。役員室のソファでマーケティング資料と睨めっこしてもリアルな市場など絶対につかめない。とにかく新しいものは、何でも試せ!
田端信太郎さんのこの考え方は特に大好きです。
私は好奇心旺盛で何事もチャレンジしたいタイプです。
でも、「動画コンテンツ」に手を出したいと言いつつまだ手を出せていません…orz
こちらの引用は「喝」をいただいた感じでもあると思います。
年齢が50代以上の人の限定的な話しでも無いと思うんですよ。
20代でも生活が「ルーティーンワーク」になってしまう。
いつも見ているTV番組、いつも見ているマンガ、いつも見ているアニメ。
いつも見ているWebサイト、いつも食べている料理、いつもの行動…。
今回の記事ではここ最近、私が新しい風を入れようとしていることを書いています。
ほんと「止まるんじゃねぇぞ...」だと痛く痛感しました。
Twitterで著者の田端信太郎さんをフォローしたのもそうです。
私よりも忙しいような有名人が新しい風を入れようとしている。
それなのに私は毎日の生活がルーティーンワークになりすぎている。
改めてそこに強く危機感を抱いたのが本書になります。
【ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 】
・まとめ
【新刊】田端信太郎さんの考え方が大好きです! ブランド人になれ!でした。
このような書籍にあるよくある感想。
「田端信太郎さんだからできたんしょ?」って部分です。
確かに田端信太郎さんの経歴を見ると尻込みする人。
悲観的になってしまう人もいるかもしれません。
でも、私はそれも「やらない言い訳」にしているに過ぎないと思っています。
だって、ユーチューバーの動画を見るなんてすぐにできる行為ですよね。
「否定からは何も生まれない」と思うので新しい風を入れていこうと思っています。