・大嶋信頼さんの新刊
大嶋信頼さんの書籍。
私は大好きなんですよね。
今まで何冊も読んでいます。
今までと言うよりも去年からよく読むようになりました。
当ブログでも今まで2冊の書評。
小さなことで感情をゆさぶられるあなたへ(PHP研究所)
「行動できない」自分からの脱出法! あなたを縛る「暗示」にサヨナラ(清流出版)
こちらの2冊の書籍を書評させていただきました。
読んでいる本は2冊では無いですし、とにかくよく参考にさせてもらっています。
ちなみに著者の大嶋信頼さん。
「しんらい」と書いて「のぶより」と読みます。
ついつい、「しんらいさん」と呼びたくなります。
「信頼」というので本の内容も信頼できる頼もしい書籍です。
大嶋信頼さんの書籍と言えば、「無意識」を取り扱っています。
「無意識」を日常生活でうまく使う方法。
「無意識」とうまくコミュニケーションを取る方法。
生活の満足度が上がること間違い無しで詳しく書いてあります。
今回はそんな大嶋信頼さんの無意識本の新刊です。
書名:「気にしすぎてうまくいかない」がなくなる本
著者:大嶋信頼
出版社:あさ出版
出版年:2018年5月26日
ページ数:173ページ
大人気カウンセラーが教える無意識の使い方。
無意識や潜在意識についての書籍。
どれを読んだほうが良いかと聞かれたとします。
そうしましたら、やっぱり、大嶋信頼さんの書籍をオススメします。
それくらいわかりやすいですし、本書も読みやすくわかりやすい内容でしたよ。
・うまく行かないにはワケがあるので無くせます!
第1章:なぜかつらい、うまくいかないは「意識」のせいだった
第2章:「無意識」っていったい何者?
第3章:「無意識」を味方にすれば人づき合いがラクになる
第4章:「無意識」の力でつらかった仕事が楽しくなる
エピローグ
(P.10-11) この本に書かれている内容はこれまでの心理学の定義や科学的な根拠からはかなり外れているかもしれません。でも、それは常識という意識的な枠組みを取り去って考えさせてくれたり、実行したりするのが無意識だからなのです。きっと、無意識の世界に行かせないようにあなたの意識は抵抗することでしょう。しかし、意識的な抵抗の先には、自由になり、豊かになる真実の世界が隠されています。
本書の目次になります。
目次は無意識のオンパレードです。
無意識の世界に行かなせないように意識的な抵抗がある。
私も潜在意識関連の実践を日々しています。
意識的な抵抗に半端ない感じに合っているので理解できます。
潜在意識や無意識を使うのって簡単なのが本書からもわかります。
ただ、簡単だからすぐに実践できるかというとそれも違います。
なぜなら、「意識的な抵抗」をいかに無くすかが鍵を握っているからです。
本書はそこのところもわかりやすく解説されています。
(P.48) 「意識」は、脳の緊張のスイッチが適切に働いている人だったら「必要不可欠なもの」です。でも、スイッチが壊れてしまっている人は、意識すればするほどいろんなことに不安になったり怒ったりして、どんどん脳の緊張が高まり、ますます意識が暴走して、意識が想像した不幸が現実になる、となってしまうのです。
あなたは「意識のスイッチ」は大丈夫ですか?
私生活で怒りっぽい人っていると思います。
私はこういう人って意識のスイッチが切れていると思います。
だからこそ、もしも、その人に自分が傷つけられた場合。
深く考え込まないほうが良いと思うんですよね。
他人どうこうよりはここは本人の意識もありますよね。
私は意識を勝手にして不安の渦に巻き込まれてしまうタイプです。
だからこそ、他人どうこうより自分の不安を手放したい。
気にしすぎをもうちょっと緩和したいと思っています。
というわけで、本書の内容はドンピシャだったりします。
(P.57) 自信がある人は、普通の人が意識していないところに目を向けているようなのです。例えば、仕事をしている時に、普通に会社に勤めている人だったら「営業成績」や「上司や同僚からどう思われるか」を意識しますが、その職場で自信に満ちている人は、「この電話のとり方がかっこいい!」とか「人の話を聞く時の姿勢が美しい!」などという感じで「ほかの人が意識していないところに注目している」ことがわかりました。
根拠のない自信をつける。
私は「自信がない」と常々言っています。
だからこそ、自信をつける方法。
自信についてよく調べています。
この方法は良いと思いました。
前によく見ていた潜在意識の達人さん。
ネットで有益な情報を発信してたコテさんのまとめサイトです。
そちらで「豪」さんという人がいました。
その人がとにかく自分を褒めまくる。
何でもかんでも褒めて褒めて根拠のない自信をつけろと言っていました。
「今の冷蔵庫の開け方かっこいい!」みたいな感じで褒めてって感じです。
こちらの引用のように褒める着眼点を違うところに持ち上げるってことですね。
(P.65) 私にとって意識は自己評価を下げる存在でした。そんな意識を手放して、無意識に任せてみたら、それまでできなかったことが簡単になり、そして自由に楽しく行動ができて、自己評価がどんどん上がっていく!という状態に変わっていくことができたのです。
私にとっても意識は自己評価を下げる存在ですね。
これって逆説的なんですよね。
どういうことかと言うと、意識的に人生を送って満足?
満足じゃなかったら無意識を信頼しようって話しなんですよね。
だって、今のまま過ごしても満足度が高くないんだから違う方法を試す。
ダメで元々なんだから意識的に過ごして満足していない人ほど良いと思いますよ。
(P.72) 無意識を使えるようになるには、普段使っている"意識"をオフにするため、ものすごい修行をしなければならないのでは? 意識ではそう考えてしまいます。しかし、実際はそうではなく、ルーティンやイメージ、そして「わからない」という言葉を使うことなどで簡単に無意識を使うことができてしまい、「自分にはないような力を発揮することができている」となれるのです。無意識を使えるようになると、それまで見えなかったことが見えるようになり、わからなかったことがわかるようになる。そして、「もしかしたら、無意識を使える方法って無限にあるのでは」と思えてきます。
こちらの引用も同じくそうだと思います。
私は「ルーティン」って部分もそうです。
最初のうちは意識をオフにするために意識してもいいかもしれません。
要は、今まで「意識でしていた行動をやめる」ということです。
最初からやめなくてもいいですけど、「意識的になる」ってことが大切です。
例えば、意識に任せていると同じ行動ばかりルーティンでしてしまう場合があります。
そのときにあえての別の方法を「意識的」に試して見る。
もしくは無意識という意味でも「直感」に頼るのもいいと思います。
(P.90) 意識は、そのような人に対し、わざと失敗をさせて「ほら、やっぱり変わっていない」という現実を見させ、「こんなに失敗をしてしまうんだから自信が持てるわけがない」と思わせてしまいます。ここで簡単に無意識を味方につける方法があります。それは「尊敬できる人を真似する」です。真似をする行為は何でも大丈夫です。
(中略)
「変わらない」と思わせるよう働いていた意識が、「真似」をすることで働かくなり、無意識が味方をして「現実が変わっていく」のです。真似をして、無意識が起こしてくれる未知なる変化を楽しみにすることで、ますます無意識が活発に働きます。
私もここのループにハマりました。
というよりも今もこれはよくあります。
「やっぱり、変わっていない」という壁によく阻まれます。
それを解消する方法が「尊敬できる人をマネする」です。
これは「意識的」な部分を外して「無意識にマネ」する。
つまり、自分をあまり考えずに行ったほうが上手くいくと思います。
自分を考えたらそれは「意識」になっちゃいますからね。
【「気にしすぎてうまくいかない」がなくなる本】
・まとめ
【新刊】気になります! 気にしすぎてうまくいかないがなくなる本でした。
最初にも書いた通りです。
大嶋信頼さんの書籍は本当に大好き。
これからも新刊が登場したら読ませていただきます。
そして参考にして日々の生活に落とし込めたらと思っています。