・ 川野泰周さんの書籍を書評です
川野泰周さん。
この名前を耳にしたことありますか?
当ブログをいつも読んでいる人。
最近から読んでいる人でも構いません。
きっと、ピンと来ると思います。
なぜならば、数日前に書評したばかり。
読書感想文を書いたばかりの人だからです。
まさかまさかのすぐにもう1冊書評になりました。
前回の書評。
ずぼら瞑想で気に入りましたって書きましたからね。
そこを踏まえてすぐにの書評になっています。
ちなみに前回が、ずぼら瞑想。
今回が「ぷち瞑想」という書名。
川野泰周さんの人柄が表れているんじゃないでしょうか。
ゆるい感じがとりあえずやってみるかという気分にさせてくれますよね。
私も瞑想などはまずやってみることが大切。
半信半疑だろうが何だろうがやるといいですよということは思います。
だからこその今回の書評も含めての瞑想・マインドフルネスのカテゴリーです。
書名:ぷち瞑想習慣
著者:川野泰周
出版社:清流出版
出版年:2018年2月17日
ページ数:216ページ
前回のずぼら瞑想。
こちらは幻冬舎から出版。
2018年4月5日から発売中です。
ということで、新刊でした。
今回のぷち瞑想習慣はその2ヵ月前ですね。
ずぼらでもぷちでも良いからとにもかくにも瞑想。
スキマ時間を有効活用してみたくなりますよ。
今回は私なりの知見をまじえての書評。
私も瞑想を実践していますしその部分も含めて書いていきます。
それでは、ぷち瞑想の書評に移っていきたいと思います。
・習慣化するといろいろ良いことが起きると思える本です
はじめに
第1章:「いつも心が疲れている」のはなぜだろう?
第2章:日常生活の中でできる「ぷち瞑想」
第3章:いざというときに役立つ「リセット術」
第4章:ぷち瞑想で、「変化」を体感する!
おわりに
(P.5-6) 私はこの本を、「いちばん易しくて、いちばん優しいマインドフルネスの本」にしたいと思って作りました。みなさんがいままさにしている、そのひと呼吸が、瞑想の入り口です。そう、マインドフルネスの扉は、いつでも、どこでも、誰にでも、大きく開かれているのです。
目次になります。
一番易しくて優しいマインドフルネスの本。
著者の心掛けに感服します。
私も短期間での川野泰周さんの書評になります。
こういった考え方が大好きで気に入ったのがあるんですよね。
川野泰周さんの瞑想本は本当にオススメしたい書籍です。
(P.15) 私は基本的に、「瞑想をしたらこんな効果がもたらされます。だからやってみましょう」と最初にうたうことは避けています。ビジネスパーソン向けに書かれた瞑想関連の本にはよく「能力開発につながる」「ストレス耐性が上がる」「集中力が向上する」「ステキな自分になれる」などとうたわれていますが、瞑想による効果を意識し過ぎたり、何かを成功させたり、得ようとする目的のために行うと、逆に雑念が入ってうまくいかないことが多いからです。
私なりの知見を書かせていただきます。
私も最初は毎日○○分とかやっていたんですよ。
でも、そうすると「義務感」が出てくるんです。
それに「瞑想やらなきゃ…」という強迫観念にもなりかねません。
アファメーション(自分への肯定的暗示)などで言うと毎日○○回です。
こういうのも強迫観念になりやすいです。
それよりも私はこのように思いました。
分や回数よりもまずは毎日続けることが重要。
毎日続けている自分を「褒める」ことが重要だと思ったんですよね。
だから、基本的に分や回数って最近は取っ払うようにしています。
それよりも「やった自分をとことん褒め倒す」ことを最重要視しています。
ここは「自己肯定感」を高めることにも役立っていると思うんですよ。
人間ですし、やる気が無い日って誰しもがあると思います。
そのときに無理にするよりもこれだけでも出来た自分はすごい!!
こんなテンションなのにしっかりこなしてエラいと自分を褒めるのは有意義ですよ。
(P.24) 何かに意識を集中しているときや夢中になっているときは、脳はほとんど疲れません。楽しいと感じることや、夢中になれることをしているときって、作業量が多くてもあまり疲れを感じないものでしょう。楽しみながらやっている仕事と、嫌々ながらやっている仕事を比べると、その差は歴然。しかも楽しんで夢中になっていれば、作業がサクサクと進み、終わったあとには充足感があります。
所謂、フローゾーンというのに通ずると思います。
楽しいことや集中しているときって時間の経ち方があっという間ですよね。
「えっ、もうこんな時間!?」って思ったことがある人は多いと思います。
これは無理やり仕事は楽しいと思ってもダメです。
無理やりって結局は充足感になっていないんですよね。
仕事は楽しめない。
無理やり仕事は楽しいと思い込むならこの方法があります。
それは、この仕事をこなしたら何を得られるか?ということです。
現時点よりも未来の楽しいことを考えるということです。
私はどちらかというと今よりもこれは未来に向けて良いと思い込む。
そちらにフォーカスして自分のテンションを上げ上げにするタイプです。
(P.31) ある女性は、上司とうまくいかないことに悩んでいました。しかし瞑想をすると、「あの人が私のことをどういおうと、私は私」と思えるようになったそうです。それは瞑想によって「自己肯定感」が養われたためだと、私は見ています。瞑想を始めると自分を大事にする気持ちが生まれ、他者に対しても嫌いという感情や憎しみの感情が少なくなります。そして最終的には嫌いな人にも思いやりの気持ちを向けられるようになってきます。
瞑想の効果すばらしいです。
瞑想に疑い深い人もとりあえずやってみる。
まずはやってみようということです。
本書でも書かれていますが、疑い深い人も大丈夫。
疑っていた人も3ヵ月後には瞑想ってすごいってなっている事例も紹介されています。
私も瞑想の効果を日々の生活で実感しているので折り紙付きです。
(P.34-35)大元の、禅の精神が根づいているはずの日本で立ち遅れたのは、オウム真理教の事件などによって、宗教や瞑想への嫌悪感と拒絶反応があったせいかもしれません。しかし近年のヨガブームをきっかけに、日本でもまず若い女性たちがマインドフルネスの呼吸法や瞑想法に目を向けました。そして、世界をリードする大手IT企業が社員のメンタルヘルス、作業の効率化などに有効ということで、マインドフルネスを取り入れ、実践して成果を上げていることから、男性ビジネスマンにも広く取り入れられるようになっています。
本書は今日読んだばかりです。
実はこの引用部分で書かれたこと。
ずぼら瞑想の書評で私が書いた部分と似ています。
川野泰周さんもそのように思われていたとは嬉しいです。
それにやっぱりこのような印象だと世間的に思う人は多いと思います。
ちなみにずぼら瞑想の書評で書いたことを簡潔に説明します。
それは瞑想のイメージが世間的に悪いのはマスコミの印象操作があるよねって話し。
テレビ番組のマツコの知らない世界という番組で瞑想特集がありました。
そのときのツイッターでの反応が宗教や瞑想への嫌悪感だったんですよ。
それを見て私は過去の報道の仕方でそう思われているんだろうなって書きました。
ただ、知っている人は知っている。
実践している人はとことん実践している。
そして、しっかりと恩恵を受けている。
それが、瞑想だと思います。
私もブログでは瞑想していると書いています。
でも、人前では瞑想しているとは絶対に言いません。
なぜなら、世間的にまだまだ「胡散臭い」イメージが強いからです。
無言と言いますか沈黙しながら心を整える感じで利用していてもいいんですよ。
別に誰かに言ったからどうなるとかありませんし、私は私で実践あるのみです。
(P.56-57) 絶対にぶつかってもおかしくない状況だったのに、無意識に身をかわし、事なきを得たのでした。これが普通に、何も考えずただの急ぎ足で歩いていたなら、確実にぶつかっていたに違いありません。つまり呼吸に意識を集中させると、ほかのことが目に入らなくなったり気がそぞろになるのではなく、逆に瞬時に反応できる対応力や、刺激に対する察知能力が上がるということです。意識を集中させる瞑想を続けていくと、五感のアンテナが研ぎ澄まされていくのかもしれません。
こちらの引用は著者の川野泰周さんのエピソード。
事故に合いそうになったときに無意識に避けれたエピソードです。
私はこちらの引用を見て気づきを得ました。
先週のブログ記事。
私の戯言(考え方)の記事を2記事投稿しました。
その2記事はシンクロニシティについてです。
ここ最近、偶然の一致がよく起こると書きました。
もしや、これって瞑想の効果?
五感のアンテナが研ぎ澄まされて来ているのかなって思いました。
最近のシンクロ続きはイコールで瞑想の恩恵。
そういう部分に気づけるようになったのではと思いました。
科学的にも証明されていますし瞑想の効果って本当に凄いと思います。
【ぷち瞑想習慣】
・まとめ
すきま時間だって考え方次第で人生の分かれ目 ぷち瞑想習慣でした。
瞑想習慣って本当に生活に取り入れるのオススメしたい1つです。
まずは「1分から」でも全然いいと思います。
やることに異議があると思いますからね。
まだまだ胡散臭いとかどうなんだろうと思う人も多いと思います。
そんな気分が合ってもいいのでぜひぜひ簡単な瞑想からやってみてください。