☆オランダ流コーチングという言葉に惹かれた
ここ数ヵ月。
いや、ここ数週間ですね。
自分がダメだった理由。
ダメになっていく理由がよく理解できました。
腑に落ちてストーンと自分の中に入りました。
一言で言うと「認識が変わった」です。
認識変更されたと言っていいかもしれません。
日々の生活でいろいろな局面があると思います。
そのとき起きた事象に対する感じ方(考え方)が変わった。
簡単に言うとこれが認識が変わっただと思います。
本書はベストタイミングで出会ったと思います。
なぜなら、過去のダメダメだった自分。
今の認識変更されてきている自分。
どちらの自分に対しても網羅されて書かれていたからです。
もっとも、本書を手にとった理由。
それは「オランダ流コーチング」に惹かれたからでもありますがw
自分を変えたいと思っても変えられない。
そういう人には打ってつけだと思います。
それくらい過去の自分に決別ができる。
新しく生きるときに参考になる術が書かれている。
それが、こちらの本書でもありますから。
書名:オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作る
著者:石川尚子
出版社:七つ森書館
出版年:2017年12月11日
ページ数:174ページ
出版社の七つ森書館は初めて知りました。
こういうのを見るとまだまだ知らない出版社が多い。
世の中には沢山の出版社があるんだなって思います。
私にも書籍化のオファーがあってもおかしくないですね。
それでは、気になるところを書評させていただきたいと思います。
☆認識変更した今だからわかる 石川尚子のブレない自分軸を作る
はじめに
第1章:「他人軸」で生きている私たち
第2章:あなたは人生で、何を成し遂げたいですか?
第3章:自分の気持ちと、じっくり向き合う
第4章:自分で計画を立て、実践し、振り返る
第5章:失敗はない! あるのは「体験」と「省察」だけ!
第6章:「教えない」から夢が叶う
おわりに
(P.6) 本書を通して、「なんかラクになった」 「『自信がなくてもいいんだ』と思えた」 「悩んでいたことが、どうでもよくなった」 「ずっとやりたかったことをやってみよう」 「『自分軸』で生きていこう」と思っていただけたら幸いです。そして、そう思えたのなら、自分の夢はもちろん、自分が関わる人たちの夢が叶っていく現実を、遠からず目の当たりにするでしょう。
オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作るの目次になります。
自分軸で生きるってほんとそうだと思うんですよね。
私はこの意味がこの1ヵ月ですごく理解できました。
自分軸で生きると人生はあっという間に転換されていきます。
ブログ記事タイトルに認識変更した今だからわかると書きました。
それは、「言い訳しない自分が構築できつつある」があるからです。
(P.15) 「半年後、どうなっていたいですか?」 私が開催している半年間の連続講座では、最初にこの質問からスタートします。どこに行きたいのか。どうなりたいのか。いわゆるゴールイメージを持ってスタートしてもらいます。別に、明確でなくてもいいのですが、東に行きたいのか、西に行きたいのか。それぐらいは決めておいてほしいと思うのです。そうでないと「ただ闇雲に散策してみただけで疲れた」ということになりかねません。
著者の石川尚子さんの仰る通りです。
ほとんどの人は「漠然」と日々を生きている。
「惰性的」に日々を過ごしていると思います。
ここは私がそうだったから自戒を込めて言えることなんですよ。
夢に描いている〇〇を叶えたいと思っている人がいたとします。
でも、それは漠然と考えているだけなんですよね。
それで、「やっぱり叶わなかった」と思う。
これはすごく勿体ないことだと思います。
闇雲に思うだけでなく方向性は考える。
意図して突き進む決意をすると人生はだいぶ変わりますよ。
実体験として私がそうなので強く推したい部分でもあります。
結局は人生をよくするには「惰性的な思考との決別」をする。
ここを重視して本書に沿うと自分軸がつくれると思うんですよね。
(P.38) 「私は人生で何を成し遂げたいのか?」と、真剣に自問したことなどなかったのです。コーチングを受けなければ、こんなこと一生、考えないで生きていたのかもしれません。事実、会社には行けていましたし、毎日の生活はできていたのです。日々ワクワクし、やりがいに満ち溢れていたかどうかは別として、とにかく生きてはいられたのです。
皆様はどうでしょうか?
「人生で何を成し遂げたいのか」すぐに思いつきますか?
日々の自分への質問ってほんと大切だと思います。
なぜなら、ほとんどの人は否定的な質問をしてしまうからです。
それは、この後の本書のこの部分になります。
(P.47) 質問ひとつで、人生が変わるのです。「なぜ、できない?」という考え方で生きてきた私が、「どうすればできるか?」という思考回路を得たのです。このことが私に与えた変化は、非常に大きかったのです。
自分への質問の質が人生の質を決める。
誰が言っていたかわかりません、今の自分ならよくわかります。
自分への自問自答の質問って大体は否定的なんですよ。
こちらの引用のように「なぜ、できない?」は定番だと思います。
「出来ない理由」より「出来る理由」を考えたほうがいいですよね。
そうは言っても習慣的な思考なのでなかなか変わりません。
私のオススメは最初は紙なりスマホなりにメモしておくことです。
「惰性的な思考」をしていると気づいたら「メモを開く」です。
最初から出来る人なんて少ないからそれでいいんですよね。
自分を少しずつズラすことが自分軸をつくるコツでもあると思います。
(P.88) 「お金がなくても、実現していい」 「経験が浅くても、うまくできていい」と自分に許可を出して、結果を出している人を見ていると、人が持つ「夢を叶える力」に感動を覚えずにいられません。
自分に許可を出す。
「許可なんて常に出してるから」
このように思う人がいるかもしれません。
そうではないんですよね。これは実体験としてよくわかります。
「自分に制限をかけている」のは「自分自身」です。
引用の部分を読んで「そうだ!そうだ!」と思ったとします。
でも、自分自身の中では違うと思うんですよ。
「お金がないと○○できない」
「経験が浅いとダメだから知識や技術を勉強しよう」
ほとんどの人はこっちの方が根強いと思います。
だから、少しずつずらしてこういう思考を当たり前にする。
それが、人生を変えていくポイントだと思います。
(P.147) 外側の情報に「正解」を求めていくと、どんどん「他人軸」になっていきます。「あの人はこう言っていた」 「あの人はこうやっている」と外側にばかり意識が向かい、自分を見失います。自分にとって、何が大切なのか。自分はどうなりたいのか。そのために何をするのか。その答えは、決して外側にはありません。自ら考え、掴んだ時に「自分軸」は強化されます。
自己啓発難民(セミナー難民)
メソッドジプシーなどなど。
この手の言葉はいろいろあります。
共通点は正解を外部に求めることです。
「徹底的」にやり込まずに「次々と新しいもの」に手を出す。
これが他人軸であり、外側に意識を向けていることかと思います。
私がつい最近までそうだったのでこれは納得します。
結局のところ「外側」ではなく「自分の内面」に着手する。
自分の内面に対して答えを求めたほうが人生の進展が早いんですよね。
ここで間違ってほしくないのは「答え」を求めるのが悪いわけじゃないです。
「自分軸」が無いのに答えを求め過ぎるのが良くないんですよね。
なぜなら、自分に軸が無いから探して探して探しまくる自分のまま。
ようするに難民やジプシーになってしまうことでもありますから。
だからこそ、ここで終了とかこれの実践が終わるまで情報収集しない。
そういう「自分軸」をしっかり持っていることがすごく大切だと思います。
【オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作る】
☆まとめ
オランダ流コーチングがブレない「自分軸」を作る。
石川尚子の書籍を読んだ読書感想文でした。
私も根はネガティブな人間です。
今でもネガティブ部分がひょっこりと出てくることがあります。
だから、著者の石川尚子さんが言うことにすごく共感できました。
ただ、そこから変われるのが人間です。
私はここ数ヵ月で自分や世界に対しての認識がすごく変わりました。
物事への感じ方(捉え方)が変わってきています。
そういう意味でベストタイミングで本書を読めたと思います。
自分軸ってすごく大切と本書を読んでより理解しました。