・ダイヤモンド社の翻訳本はさすが!!
いつも思うことです。
ダイヤモンド社の翻訳本のこと。
さすがと言いますか、クオリティ高い。
人気が出るのも頷けるという本ばかりです。
今回の著書は超、思考法。
アイデア系の著書と言えるかもしれません。
しかしながら、それだけではございません。
考える。思考するということ。
アイデアだけに限らないじゃないですか。
人生の岐路に立ったときなんかそうです。
AorBを選ぶときに悩む。
熟考するときに思考します。
思考するという行為は日々の生活で切っても切れない関係。
鍛えておくに越したことは無いと思います。
そこで、今回は名前の通りの思考法を改善できる著書です。
書名:天才の閃きを科学的に起こす 超、思考法 コロンビア大学ビジネススクール最重要講義
著者:ウィリアム・ダガン
訳者:児島修
出版社:ダイヤモンド社
出版年:2017年11月16日
ページ数:264ページ
2時間で考え方が一生変わる衝撃メソッド。
著者のウィリアム・ダガンさんは第7感について書かれています。
本書はすごく良い本でまさしくの良書です。
ただ、個人的には1度読んだだけでは難しかった。
何回も読み直していきたい本ではあります。
ダイヤモンド社の翻訳本では多いです。
翻訳者の児島修さんの翻訳されている本も良い本多いです。
訳者が児島修さんだと読む前から安心感があります。
それくらい児島修さんの翻訳本もほんと素晴らしいです。
それでは、超、思考法の紹介をしていきます。
・コレはスゴい良書!! 天才の閃きを科学的に起こす超、思考法
はじめに
CHAPTER1:もっとも「深い答え」を生み出す
CHAPTER2:それは「忘れた」ころにやってくる
CHAPTER3:「思考の燃料」を蓄積する
CHAPTER4:「脳のプラグ」をすべて抜く
CHAPTER5:脳が一瞬で「スパーク」する
CHAPTER6:「考えるだけ」で終わらせないCHAPTER7:すべての「ムダな思考」をやめる
CHAPTER8:全部を「マップ」にする
CHAPTER9:「良い質問」がすべてを変える
CHAPTER10:「1パーセント」の時間を使う
付録1:「超、思考法」ツールキット
付録2:人生戦略マップ
訳者あとがき
(P.262) 本書で説く「第7感」は、たんなる直感や思いつきではありません。それは長いあいだ考え続けてきた重要な問題を一瞬のうちに氷解させてしまう「答え」を生む脳のメカニズムです。それによって生まれるのは、それまで考えもしなかったような斬新なアイデアです。
天才の閃きを科学的に起こす 超、思考法
コロンビア大学ビジネススクール最重要講義の目次になります。
本書の肝と言って良い部分は第7感についてです。
第6感なら知っているけどと言う人も多いと思います。
と言うよりも、普通はそうですよね。
私も本書を読む前までそうでした。
目まぐるしく変化していく現在。
この第7感を鍛えることってすごく必要だと思いました。
(P.31) 第7感の基本的なメカニズムは、「既存の要素を新しく組み合わせること」だ。要素それ自体は新しくはない。新しいのは、組み合わせなのだ。この組み合わせは、ゆっくりと行われる。脳は良い組み合わせを見つけるためにあらゆる記憶を検索しなければならないため、時間がかかるのだ。要素が組み合わされると、それが突然のひらめきになる。材料となる記憶には、直接的な経験だけでなく、これまでにあなたが見聞きし、学んできたあらゆるものが含まれる。
要素が組み合わされるとそれが突然の閃きになる。
脳内に材料をたくさん詰め込んでおく。
私は斎藤一人さんの本を読んでこのこと意識しました。
料理にたとえてる話しが印象深いです。
ようは、知っている具材が増えれば料理もいろいろ作れるよねって話です。
ニンジンしか知らない人。
ニンジン、キャベツ、ピーマン、ゴボウ、もやし…いろいろ知っている人。
全然、作れるものが変わって来ちゃいますよね。
人生で考えてみても一本道しか知らない人は生きづらいと思います。
もしも、その道が通行止めになってしまったら。
そのときのためにいろいろ知っておくことは大切です。
(P.69-70)オープンマインドとは、目の前の状況からいったん離れることだ。問題、目標、疑問、答え、求めているもの、期待するもの、好き嫌い──これらをすべて脇に置き、心を解放する。それによって、脳は記憶の倉庫にある材料を独創的に組み合わせるための空間と時間を確保できる。オープンマインドを育むのは簡単ではない。そのためには精神的な訓練が要る。しかし、オープンマインドは良いアイデアを創出するうえできわめて重要だ。それに、この心の状態にすることで、幸福感や健康状態が向上するというメリットもある。
目の前の状況って頭から離れませんよね。
考えないようにしても考えてしまう。
人生の中で皆様もそういう経験あると思います。
ただ、それではダメです。
すべてのことを解放する。
オープンマインドになることの大切さをウィリアム・ダガンさんは述べています。
オープンマインドを育むのは簡単ではないというのはその通りだと思います。
簡単には頭から離れてくれませんよね。
かと言って、諦める必要もございません。
精神的な訓練をしていれば、緩和されていきます。
私も瞑想を始めてからは少しずつオープンマインドの境地わかってきています。
【天才の閃きを科学的に起こす 超、思考法 コロンビア大学ビジネススクール最重要講義】
・まとめ
天才の閃きを科学的に起こす 超、思考法
コロンビア大学ビジネススクール最重要講義
ウィリアム・ダガン(翻訳:児島修)の著書を読んだ読書感想文でした。
天才の閃きを科学的に起こす。
本書の最後に実践しやすいワークもついていますよ。