心があたたまる良書 いつのまにか忘れてしまった34の大切なこと

☆子どもから大人が学ぶ

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私の2018年のテーマは童心を呼び起こす。

童心を呼び覚ますとも言えると思います。

とにかく好奇心をもう少し上げていこう。

マンネリ打破していこうと思っています。

 

基本的に私はそれでも雑食です。

いろいろ興味は持つ方だと思います。

ただ、年々と凝り固まっている印象です。

肩こりのコリコリ感みたいに凝り固まってきました。

そこで肩こり解消のためのマッサージ。

肩こりだってマッサージすれば解消しますよね。

 

色んな本を読む。

それを実践する。

実践するがやっぱり重要です。

肩こり解消のための本やサイトを見てるだけでは肩こりは治りません。

当たり前のことを言ってるように見えて思考はそうでもないですもんね。

本を読んで満足してしまうということが多いので怖いところです。

今回の著書は子どものエピソードから大人が学べる著書です。

 

 

書名:いつのまにか忘れてしまった34の大切なこと

著者:中山和義

イラスト:こやまこいこ

出版社:実業之日本社

出版年:2017年11月17日

ページ数:136ページ

 

小さなストーリーが明日の私を変える。

ページ数が少なめで可愛らしいイラストもついています。

内容としては最後に中山和義さんの解説が少しある程度です。

そういう意味では、普段、本を読まない人。

本を読まない人も読みやすい著書ではあると思います。

 

☆心があたたまる良書 いつのまにか忘れてしまった34の大切なこと

 

はじめに
第1章:夢や仕事への情熱を教えてくれるストーリー
第2章:心を成長させてくれるストーリー
第3章:人間関係を変えてくれるストーリー
第4章:本当に大切なものに気づかせてくれるストーリー
おわりに

 

(P.4) この本には学校や塾の先生、子どもを育てている両親に教えていただいた、子ども達から教えられたことをまとめて書かせていただきました。読んでいただければ、素直で元気な子ども達の行動や言葉、手紙や作文から多くのことに気づけるはずです。大人はいつから、子どもでは無くなってしまったのでしょうか?
この本を読んでいただいて、子どもの頃に持っていた素晴らしい力を取り戻してくれると嬉しいです。

 

いつのまにか忘れてしまった34の大切なことの目次です。

子ども達から教えられたことがまとめられています。

子どもだから気づく着眼点や洞察力ってほんとあると思います。

私も甥っ子くんや姪っ子ちゃんから学んだことってあります。

本書のエピソードは涙腺に来るエピソードも多いです。

本書を読んで少し泣きそうな部分があったり私もしました。

心温まるエピソード満載で学べますよ。

 

(P.22) 同じ仕事をしていても、愚痴を言いながら働いている人と自信を持って働いている人がいます。世の中には、必要のない仕事はひとつもありません。必ずだれかの役に立っているからです。その仕事に価値を見つけられるかどうかは、自分次第だと思います。他人の評価を気にする必要はまったくありません。自信を持って働いていれば、わかる人にはその価値を必ず理解してもらえます。

 

仕事をする人は仕事をするのは当たり前。

ここは変えられない事実だと思います。

その仕事を楽しんでやるも愚痴を言いながらやるも本人次第。

ここは変えられる部分です。

だからこそ、自信を持って働きたいですよね。

そして、そこに他人の評価は気にする必要ありません。

本人が自信を持って働けているかが重要です。

 

(P.26) もしも、本当に欲しい結果を得たいと思うのなら、時間の使い方を見直してみましょう。その結果を得るためになら、今、犠牲にしてもいいと思えることがあるかもしれません。時間は限られています。将来のために、今、代償を払うことで、本当に欲しいものを手に入れることができると思います。

 

時間の使い方を見直してみる。

著者の中山和義さんが仰っていること。

私自身も本当にそう思います。

いかに惰性的にならずに日々の生活を見直して改善していけるか。

同じことを繰り返しても同じ日々が繰り返されるだけ。

変わりたいならブラッシュアップしつつの変化を意識しなきゃダメです。

1日に24時間という時間は有限ですし時間の使い方の意識が人生を変えると思います。

 

(P.72) 大人も子どもも話を聞いてもらえるだけで癒されます。人は一人では生きられません。自分の存在を認めてくれる人が必要です。相手の話を熱心に聞くということは、その人の存在を認めてあげることです。大人も子どもも、話を聞いてもらえるだけで癒されます。

 

私はもうかれこれ5年以上前(下手したら8年以上前w)になります。

深夜のチャット部屋の部屋主(マスター)をしていたことがあります。

今は無くなってしまったチャットサイトです。

そこで深夜1時から3時にチャット部屋を開く。

多めに30人入れるように設定していました。

そのときに言われたことで今でも印象に残っていることがあります。

 

「○○がいつもこの時間にいて話し聞いてくれるから安心する」

「この時間って寂しくなるから部屋あると助かる」

「チャットしながら安心して寝落ちできるから最高www」

 

などなどですw

コンセプトとしてはカウンターバーとか居酒屋ですね。

マスター(店主)がお客さんの話しを「うんうん」と聞く。

そのような感じの部屋でした。

大人も子どもも話を聞いてもらえるだけで癒される。

私はこういうチャットの実体験からもそうなんだろうなって思えます。

私自身も話しを聞いてもらえる方も好きですし。

 

(P.120) 本当に大切なことをやるための時間を奪っているのは、無駄な活動だけではありません。「やっても良い」と思っていることに、時間が奪われてしまっていることは案外多いものです。もう一度、自分の時間の使い方を見つめ直してみましょう。

 

案外、時間を捻出するための時間。

無駄な時間って見つけて削りやすいんですよ。

重要だと思うのは著者の中山和義さんが書いているこの部分。

やっても良いと思っていることに時間が奪われているという部分です。

私はこの部分はこうやって解釈します。

「惰性的にならずに能動的に時間を使おう」です。

能動的にやる時間と惰性的にやる時間は密度が違いますからね。

勉強だけでなく遊びもやるからには選択して能動的に楽しみたいです。

 

【いつのまにか忘れてしまった34の大切なこと】

 

☆まとめ

いつのまにか忘れてしまった34の大切なこと。

中山和義(イラスト:こやまこいこ)の著書を読んだ読書感想文でした。

子ども達から学べることって本当に多いです。

ただ、学ぶだけでなくエピソードもすごく良かったです。

心がポカポカ温まるエピソード満載なのも良かったですよ。