5つの領域をレベルアップ いつのまにか頭がよくなる小さな習慣

☆日々の小さな習慣が大きな結果につながる

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昨日から12月。

2017年も師走になりました。

この時期になると年末最後のラストスパート。

そして、来年に向けて心機一転をいろいろ考える。

どちらのことも皆様あると思います。

 

来年に向けて考えるという意味では新年の目標。

来年こそは(今年こそは)という意気込み。

目標を立てると思います。

ただ、人間の習い性。

習性的にいきなりは変われない。

そういう部分も持ち合わせてます。

 

そこで、今の時期から来年に向けて行動する。

来年からスタートダッシュを切れるように習慣づくりする。

私は時期的にもこの考え方が適していると考えています。

と言うよりも、現在実践していることです。

小さなことが大きな結果につながる習慣本の紹介です。

 

 

書名:いつのまにか頭がよくなる小さな習慣

著者:園善博

出版社:大和書房

出版年:2017年3月23日

ページ数:224ページ。

 

本を全く読めなかった園善博さん。

その人が実践してきたこと。

そういう意味では説得力がめちゃくちゃある本です。

著書の人の境遇を考えたら自分はもっとやれると思える人も多いかもしれません。

来年に向けて今から身につけておきたい習慣本の紹介をしていきます。

 

☆5つの領域をレベルアップ いつのまにか頭がよくなる小さな習慣

 

はじめに
序章:効率のよい「脳の状態」をつくる
1章:記憶力──脳の基盤を鍛える
2章:整理力──混乱しない冷静さが身につく
3章:理解力──知識を誰にでも伝わるものにする
4章:集中力──成果が出るまでの時間をショートカット
5章:発想力──ふとした瞬間のひらめきを生む

 

いつのまにか頭がよくなる小さな習慣の目次です。

5つの領域。

5つの要素で語られている本書です。

先程も書いた通り著者の園善博さん。

読字障害でした。

それが今では速読・速字の講師。

これだけで言ってることの説得力がマシマシになりますよね。

 

(P.8-9) 本書では「頭がよくなる」という漠然としたものを、次の五つの要素で語っていきます。
(1)憶える
(2)整理する
(3)理解する
(4)集中する
(5)発想する
この五つの領域であなたがレベルアップすること。それを本書では「頭がよくなる」と考えています。当然のことながら、この五つは互いに絡み合い、複雑に関係し合っています。「憶える」には「集中」していたほうがいいし、「理解する」には「整理」は不可欠という具合です。
ただし、本書ではそれぞれバラバラに独立したトレーニングやエクササイズを紹介します。なぜなら「憶える」「集中する」など、個別の領域をアップさせるためにはそれに特化したアプローチが必要だからです。

 

憶える、整理する、理解する、集中する、発想する。

頭をよくする小さな習慣とはこの5つの領域です。

この5つの領域をレベルアップする。

日々のエクササイズで変えていける実戦向きの著書でもあります。

 

(P.23) あなたの脳は、学び(習得)の方向にきちんと向いていますか。シンプルですが、これが一番大事です。言葉を変えれば、「目的があって、それに同意できている状態」とも言えるでしょう。このとき脳はもっとも働いてくれるのです。

 

まずは目的意識を持つこと。

勉強をする前の事前準備としてはここです。

シンプルですけど、惰性的やなあなあで取り組んでいませんか?

惰性的にやっていても身につかないというやつです。

どうせなら脳をフルパワーにさせて取り組みたいですよね。

 

(P.35) 少なくとも本書を読んでいるあなたには、脳の力を最大化して欲しいと私は心から願っています。そうでないと、本書を買ったお金も、読むための時間も、すべて無駄になってしまうからです。だからこそ、自分の脳をだましてください。この本によって「自分の能力が最大化する」と一00パーセント信じてください。そして、集中して取り組んでください。そうやって「自分の脳を上手にだませる人」「自分の意識をコントロールできる人」こそが、もっとも効率よく、脳を最大活用できるのです。

 

自分の脳をだまそうと園善博さんは仰っています。

疑いつつ取り組む。

この本が人生を変えてくれると信じて取り組む。

私の経験的にも同じ時間を使っても今回は全然違うと思います。

そういう意味でも著者の園善博さんの述べている通りです。

私も信じて実践していきたいと思いました。

 

(P.138-139) 一日の最後に「今日、起こった出来事」をすべてポジティブにリフレーミングをして日記を書くというトレーニングです。
たとえば「上司に怒られた」という話は「上司に指導してもらって、一つ勉強できた」とリフレーミングをします。「友達から嫌なことを言われた」というエピソードは「その友達を非難することもなく、冷静に自分を振り返ることができた」と受け止め方を変えます。これがポジティブなリフレーミングの日記です。もちろん、最初は無理矢理でも構いません。あくまでもリフレーミングのトレーニングなので、強制的にポジティブ変換してみてください。

 

NLP(神経言語プログラミング)で取り入れられるリフレーミング。

そのテクニックを応用してのポジティブ日記。

1日の中で良かったことを3つ書き出す日記。

既にこのような日記を書いている人もいるかもしれません。

このポジティブ日記はそこからさらに発展していると思います。

良くないようなことも強制的にポジティブに変換するです。

でも、ものは考えようですよね。

この例にあるようにある面ではネガティブでもある面ではポジティブ。

自分から見た短所も他人から見たら長所になるとはよくいいますもんね。

 

(P.213) 「集中力を高めるためにルーティンを決める」などの場合には、その効果がプラスに作用します。アンカリングによって「〇〇すれば、集中力が高まる」という決まった反応を引き出すことが可能になるからです。しかし、より新しい、柔軟な発想を生み出すという意味では、アンカリングがマイナスに作用することもあります。私の場合は、そのマイナスの作用を嫌って、頻頻に引っ越しをしているというわけです。

 

ルーティンや習慣化はいいこと。

ただし、マンネリにならないことも大切。

プラスじゃなくてマンネリになってきたら見直す時期です。

著者の園善博さんはよく引っ越しするそうです。

その理由は環境の変化でプラスの作用を期待してということです。

環境という意味では良い意味でも悪い意味でも働くと思います。

プラスの作用なのかマイナスの作用なのか考えて能動的に行動したいと思いました。

 

【いつのまにか頭がよくなる小さな習慣】

 

☆まとめ

いつのまにか頭がよくなる小さな習慣。

園善博の本を読んだ読書感想文でした。

頭がよくなる小さな習慣。

ほんの少しの心意気が脳をフルパワーにします。

小さなことが大きな結果につながるので意識的になっておきたいです。