☆ドナルド・トランプさんのことがいろいろわかる本
ドナルド・トランプ。
アメリカの大統領ですよね。
その前は不動産王とも呼ばれていました。
ドナルド・トランプの本。
私は1冊読んだ記憶があります。
確か、ロバート・キヨサキとの共著。
ロバート・キヨサキと言えば、金持ち父さん貧乏父さん。
こちらの著書が有名な人ですよね。
そのロバート・キヨサキとの共著の本を数年前に読んだ記憶があります。
ということで、調べてみました。
【黄金を生み出すミダスタッチ―成功する起業家になるための5つの教え】
ドナルド・トランプとロバート・キヨサキの共著。
2冊出版されていました。
調べてみたら恐らくこちらを読んだと思います。
もう1つは2008年に筑摩書房から出版された本。
あなたに金持ちになってほしいです。
それを踏まえて久しぶりのドナルド・トランプ本。
単独としては初めてのドナルド・トランプの本になります。
書名:トランプ最強の人生戦略
著者:ドナルド・トランプ
訳者:田中孝顕
出版社:きこ書房
出版年:2017年1月21日
ページ数:250ページ
きこ書房の本。
翻訳者が田中孝顕さんなのはいいですね。
これだけで読みたい度が大幅アップすると思います。
こちらの本は2017年ということで今年出版されました。
ただ、翻訳本のお約束とも言えますね。
翻訳本は必ずしもすぐに出版されるとは限りません。
今回のドナルド・トランプの著書。
トランプ最強の人生戦略ですね。
こちらも大統領になったから緊急出版されたという意味合いもありそうです。
本をパラパラ見てみたら2007年頃に出版されたみたいですからね。
とは言え、ドナルド・トランプの思考はすごいと思います。
そのことを垣間見える著書がこちらだと思うので紹介していきます。
☆この本を読めばいろいろわかる トランプ最強の人生戦略
(P.9) 教育と研究と知識、すなわち学ぶことが、私の成功の核である。人々が私の著書を買ったり、講演を聞きに来たりすることは、普段私自身がしていることと本質的に同じなのだ。つまり、情報や教育を手に入れることである。
本書は、それをさらに発展させるために書かれている。この本は、ビジネスや人生に関する私の信念、私の基本ルールと方針の集大成である。
学ぶことが私の成功の核。
ドナルド・トランプさんはそう言っています。
結構、強引な印象がありますけど意外と堅実。
この著書を読むとイメージが変わる人もいるかもしれません。
トランプ思考を学べる著書と言っても良いかもしれません。
(P.32) いくらでも大きなことを考えてもいいときに、ちっぽけなことしか考えないでいると、人生のあらゆる面で可能性が狭められてしまう。人間には、大きなことをする脳力が備わっている。しかし、自分にその力があると信じなければ、大きなことはできないのだ。そこで、まずは自分自身の思考回路を変えることから始めよう。
ちっぽけなことを考えるな。
大きなことを考える。
不動産王から大統領になった人が言うのは違いますね。
でも、人間の器はその人が思い描いた器に収まるとも言われています。
これくらいではなく、こんなにもと思える自分になっておきたいです。
(P.62) 経験は行動すること。すなわち自分の身体を動かすことによって得られ、それにはリスクが伴う。知識は必要不可欠だが、知識だけでは十分ではない。知識に基づき、行動しなければならないのだ。知識を実際に使いこなさなければならない。なぜなら、自分で行動することによって人は学習するのであり、さらには自分自身を証明することになるからだ。
知識だけではダメ。
行動をしっかりしろです。
これは普遍的なことですね。
色んな著書で言われています。
読むだけではダメ。しっかり実践してこそです。
(P.116) この本を書き始めてみると、ポジティブ思考だけでは十分ではないことに気づいたのだ。ポジティブであるのに加え、粘り強くなくてはならない。この二つの要素は不可欠だ──ちょうど、成功と私が切っても切れない関係にあるように。頑固さは非常に重要な資質である。せっかくポジティブになり始めても、ちょっとトラブルの兆しが見えればすぐに降参するようでは困るのだ。
ポジティブ思考になろうといろいろ言われています。
とは言え、ずーっとなっているのはなかなか難しいと思います。
ドナルド・トランプはポジティブ思考ではダメと言っています。
そのポジティブ思考を粘り強く持つ。
ずっと持ち続けることが大切と述べています。
ちょっとのことで考え方はブレるはありますよね。
いつでもポジティブはなかなか難しいと私も思います。
でも、それを貫いた先に成功が待っているんでしょうね。
(P.174) 自分自身と競争せよ。一発屋で終わってはならない。成功した後も、それをさらにしのぐ成功を達成する方法を探せ。私は、自分がどんなことを成し遂げようとも、より大きく、よりよいものを達成できる自信がある。常に新たな高みを目指し、より大きくよりよい結果を求め、自己満足に陥らないようにしている。自己満足は人を蝕み、脳力を発揮できなくさせるからだ。
自分自身と競争する。
一発屋というと有名人の歌手や芸人さん。
そういうイメージは根強いですよね。
でも、現在はネット全盛期。
ブログや動画サイトで一躍日の目を見る。
その後に鳴かず飛ばずになる人もいます。
それを踏まえるとこの言葉は強いんじゃないでしょうか。
自己満足に陥らない。
一発屋の人なら過去の栄光に浸らないとも言えますね。
今が最高と思える自分になって毎日突き進みたいです。
(P.186-187) 人は誰でも何らかの習慣や、特定のパターンを持っているものだ。常に最高の仕事をするよう努力しているなら、その目標を達成するのにどんな方法をとるかは、さほど重要ではない。誠実さや、最高を目指す情熱に基づいているなら、それは間違いなくよい方法だ。
自分の習慣を見つめ直し、それが自分を正しい方向に導いているか確認せよ。それは自分の野心や価値観と一致しているか? 自分が望む結果を、適切なやり方で出しているか?
習慣の大切さ。
私の読書感想文。
書評はこの大切さをよく言っています。
ドナルド・トランプさんもそうなんですね。
自分の習慣を見つめ直す。
その習慣が自分を正しい方向に導いているか確認する。
時間を取ってしっかりと取り組みたいことだと思います。
(P.220) チャンスをつかめるかどうかには多くの要因が関係してくるが、私が第一に考えるのは、自信である。自分を信じていれば、どこにでも進んでいける。
自信のない態度を取っていると、成功のチャンスを台無しにしてしまう。自信を持ち、自分の才能や脳力を信頼していれば、なにもかもが簡単で楽しくなる。周りの人もその気分に反応して、あなたを信じ、目標を達成する手助けをしてくれるだろう。
自信が大切。
自分を信じ切る自信
自分が考えたことを貫く自信。
全うすることが難しいと思う人。
そういう方のほうが大半じゃないでしょうか。
そこを貫いて貫いて貫きまくる。
さすが、この後に大統領になった人だと思います。
この項目を読んでドナルド・トランプさんの凄さをより感じました。
【トランプ最強の人生戦略】
☆まとめ
トランプ最強の人生戦略。
ドナルド・トランプの本を読んだ読書感想文でした。
ドナルド・トランプさんは破天荒。
テレビやメディアなどで報道されている部分。
そういうのを見ると印象的にはそうなりますよね。
ただ、トランプ最強の人生戦略を読むとイメージが変わると思います。
しっかり、行動して考えてこその今のドナルド・トランプがあるんだと思いました。