話し方は自分でつくるもの あなたも今から稼ぐ話し方

☆真地勇志さんご存知ですか?

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テレビを見ていてよく聞くナレーション。

誰のことを思い浮かべるでしょうか?

この番組はこの人のナレーション。

そういう人は多くいると思います。

今回の真地勇志さん。

 

真地勇志って誰?

知らないな~って人もいるでしょう。

でも、絶対に1度はナレーション聞いたことある。

それくらいナレーションでは大御所の人です。

ナレーションしている番組を聞いたら聞いたことあると思います。

 

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真地勇志さんと言うとこの3つの番組。

特に印象深いです。

真地勇志さんのナレーションが頭の中で脳内再生されます。

私はこの3つの番組を挙げました。

そのほかにも高視聴率番組のナレーションを多くしています。

だから、誰しも1度は声を絶対に耳にしたことあると思いますよ。

 

そんな、真地勇志さんの本を紹介していきます。

本を紹介する経緯は鬼灯の冷徹というアニメが大好きです。

漫画が25巻まで刊行されています。

その漫画版を全巻購入しようかと思っているくらい。

それだけ、鬼灯の冷徹にハマりました。

 

地獄を舞台にしたギャグいいですね。

鬼灯さまやゆかいな地獄の方々の面々もツボです。

その鬼灯の冷徹の2期のナレーション担当が真地勇志さんです。

真地勇志さんのウィキペディアを見る。

「おっ、本を出版されているんだ」

からの読もうで早速読んでみました。

 

 

書名:「稼ぐ!」話し方

著者:真地勇志

出版社:KADOKAWA(角川書店)

出版年:2016年4月2日

ページ数:190ページ

 

本書の名前は少しミスリードかなって思います。

と言うのも、真地勇志さんの人柄。

大御所の人とのやり取りなどなど読んでいて楽しいです。

話し方を学びたいって人にも確かにいいです。

ただ、それ以上に声優さんやナレーターさんの裏側を知りたい。

そういう人も読んでいて楽しいのが特徴だと思います。

それでは、そういう部分も含めまして紹介していきます。

 

☆話し方は自分でつくるもの あなたも今から稼ぐ話し方

 

はじめに
第1章:話し方を意識すれば人生で得をする
第2章:すぐに試して、自分だけの「話し方」を手に入れる
第3章:言葉に感情に込めれば伝わり度アップ──実践編

 

特別コラム:柴田秀勝
特別コラム:杉山佳寿子
第4章:声で稼ぐプロ向けの話し方講座
特別対談:沢城みゆき×真地勇志
特別対談:山崎岳彦×真地勇志
おわりに

 

目次になります。

話し方を学びたい人は写真つきで話し方を学べる章もあります。

裏側を知りたい人は特別コラムや特別対談。

柴田秀勝さんと杉山佳寿子さんのコラム。

沢城みゆきさんと山崎岳彦さんとの対談もあります。

 

余談話ですけど、沢城みゆきさんはラジオ番組にハガキを送っていました。

昔ハガキ職人をやっていたことはブログにちょろっと書いたことあります。

「いつもありがとうございます」と言われるくらい常連リスナーでした。

沢城みゆきさんの個人のラジオ番組というより某作品のラジオ番組でした。

それが、デビュー作という古さ。

余裕で10年以上前という月日の経ち具合に衝撃です。

 

(P.13-14) まず、話すことが苦手だという方は、「話し方は自分でつくるもの」だということを意識してください。「話し方」「伝え方」というくらいですから、そこには「やり方(=How to)」があります。
私たちプロが持っている「話し方」のメソッドはたくさんありますが、まずポイントは、「発声」、「呼吸」、「姿勢」の3つ!
詳しくは第2章以降で説明しますが、これに気をつけるだけで話し方は劇的に変わるはずです。

 

話し方は自分でつくるもの。

3つのポイントを意識する。

まずはこの3つを普段から意識することによって話し方が変わる。

確かに何も意識せずにいるとダメダメになる部分だと思います。

私がこの中で特に気をつけなければという部分は姿勢。

猫背にすぐになってしまうくらい姿勢が悪い。

姿勢に関しては正していきたいと最近は思い始めています。

 

(P.16) 話すことに自信がない人は姿勢が悪くなりがちです。そして、姿勢が悪いと声が通らなくなります。するとさらに自信がなくなり……という悪循環に陥り、「何だか人生、上手くいかないなぁ」という結果を招きます。
姿勢を良くすれば、それだけで良い声がでます。すると自信も出てきます。

 

そして、姿勢が悪い人。

姿勢が悪いから自信がない。

最近は、パワーポーズなども言われています。

簡単に言うと動作が感情をつくる的なことです。

姿勢が悪いから自信がないも繋がる話ですね。

姿勢への気の持ち方をしっりしておきたいです。

 

(P.26) 話し方や声に自信がないという人には、いくつか原因があります。声優を目指す若い人達の中には、家にこもってひとりでゲームをしたりアニメを見たりするのが好きという人が意外と多いのです。
そういう人は大抵、引っ込み思案だったり人と話すのが苦手です。「意外」というのは声優や俳優になるのに一番向いていない人種だからです。そもそも声優を目指すのに話すのが苦手とか声に自信がないというのは可笑しなものですが……そういう人には友達をたくさん作って、喜怒哀楽のある生活を送ってくださいと言っています。

 

最近は声優や俳優を目指さなくても声を使うこと。

日常生活以外にもあるんじゃないでしょうか。

YouTubeやニコニコ動画での配信。

ニコニコ生放送やツイキャスなどのライブ配信。

素人が声を使用して活動する敷居も低いですよね。

ブログを読んでいる人にもそういう活動をしている人もいそうですね。

だからこそ、逆に言えば、こういう部分で差がつくんじゃないでしょうか。

喜怒哀楽のある生活を意識して日々を送っていきましょう。

 

(P.129) でも、「カタカナ」を読みやすくする方法があるんです!
簡単です。ふりがなをひらがなで書くんです。ということは、ふりがなをふるスペースをとりましょう。左右の間際が詰まりすぎている文章もぱっと目を戻した時に、どこを読んでいるのかわからなくなる可能性が高い、噛みやすい文章です。

 

カタカナにふりがなを打つ。

ひらがなでふりがなを打ちます。

本書に例文が載っていますけど読みやすいです。

カタカナにふりがなでひらがなを打つだけでこんなに違うんだと思いました。

小さなことで大きな成果。

本当に読みやすさが段違いになるので読みにくいカタカナの文章。

見つけたときには是非ひらがなでふりがなをつけてみてください。

 

(P.160) 授業で行うのはボイスサンプルを作る「練習」なので、一番力をいれてもらいたいのは自己PRです。自分のことをどれだけ冷静に分析できているか、その中で自分の良いところをどれだけアピールできるか。
経歴、趣味、特技、自慢できることなど30秒でまとめるという、文章力も必要になる課題です。これは一般の方の面接や社内外での自己紹介の機会にも応用できるので、ぜひ「30秒で自己PR」に挑戦してみてください。

 

今の時代はここは色んな部分に当てはまりますよね。

別に声優や俳優さんを目指していなくても素人がネットで活躍する時代。

セルフブランディングに力を入れましょうとはよく言われることです。

30秒でまとめるという作業は難しいですね。

メンタリストDaiGoさんもメンタリストという職業。

30秒では無いですけど最初にメンタリストを説明するときに苦労したそうです。

どうしてもメンタリストを説明すると長々となってしまう。

その長々と説明する部分をバサッと切り取って短く説明できるようにしました。

30秒で自己PRもですけど自分のことを冷静に分析できていないから説明できない。

この本文を書いている私がそうなので、しっかり実践する。

ちゃんとプロフィールが長くならないように意識したいと思いました。

 

【「稼ぐ!」話し方】

 

☆まとめ

「稼ぐ!」話し方。

真地勇志の本を読んだ読書感想文でした。

真地さんのナレーションいいですよね。

今後ナレーションを聞いたときにアレはこういうことなんだ。

こういう努力をされてそうって裏側を垣間見える部分もありました。

声を職業にしたい人はもちろん。

日常の話し方をスキルアップにしたい人も読んでみてはいかがでしょう。