☆察する人になるのも努力の賜物
人間誰しも生まれ持った資質はあります。
でも、磨けば輝く資質。
今は鈍感でも直感が冴える。
間の悪い人も察する人になれるはず。
察するって天性の才能ってわけじゃないですからね。
日頃から意識しているか意識していないか。
トライアンドエラーを繰り返してブラッシュアップしているかどうか。
察する人になるためにその部分が重要だと思います。
本書でも出てくるわかりやすい例がお店屋での態度。
客だからと言って察することが出来ない人だと思います。
今はお客様が神様の時代も終わりました。
お店で高圧的態度を取っていたら噂をされますよね。
もちろん、マナーが悪い人って意味では昔と同じです。
ただ、今の時代はマナーの悪い人はSNSで拡散される恐れもあります。
写真などは肖像権やプライバシーとかありますし拡散する方も悪いのはありますが…。
でも、拡散されるようなマナーの悪い人間も考えものですよね。
そこで察する力をつけてマナー良い人間になろうというのがこちらの本です。
書名:察する人、間の悪い人。 「本当の意味」がわかる人が愛される
著者:中谷彰宏
出版社:ぱる出版
出版年:2017年5月8日
ページ数:224ページ
最近すごく読んでいる中谷彰宏さんの本です。
中谷彰宏さんの本を読むと知らない世界を知れる。
こういうマナーは人として身につけておきたい。
そう思えることが多く書かれています。
多彩な人で中谷彰宏さん素晴らしいです。
今回は察する人に今日からなれる本を紹介してきます。
☆今日から間の悪い人にならないための察する人になれるバイブル
【この本は、3人のために書きました】
(1)察する力を、身につけたい人
(2)間が悪いと、注意された人
(3)察する力を、大切な人につけさせたい人
中谷彰宏さんの本の定番。
3人のために書きましたです。
中谷本の枕ことばですね。
察する力をつけるイコールで間が悪い人からの卒業。
そういうことでもあると思います。
察する人の習慣はしっかりと身につけたいです。
(P.37) 間の悪い人は、相手の行動を見て考えます。察する人は、相手がなぜその行動をしているかを考えます。行動は、何かを考えた結果、していることです。間の悪い人は、相手に感情があることに気づいてません。行動は感情から生まれません。行動よりも感情に対応するほうが適切な行動がとれるのです。
相手の行動を見て考える人は間の悪い人。
相手の行動の本質まで考える人が察しの良い人。
どうしても、行動だけを見て判断することは多いと思います。
ということで、私は間が悪い人だと思うので改めたいです。
行動よりも感情に対応することを意識したいです。
(P.67) 人間の行動には、必ず「その前」と「その後」があります。「今だけ」の行動は存在しないのです。間の悪い人は、「今だけ」の行動を見てしまいます。察することができる人は、「その前」と「その後」の行動を感じ取ることができる人なのです。
これも先ほどの行動よりも感情に近いです。
その場だけを見るんじゃなくて後もしっかり見る。
後のことをしっかり感じ取れる人間になる。
それが察する人になるってことだと思います。
(P.77) 察するとは、知らない人が今、何を感じているかを感じ取る力です。自分と同じ価値観の人と話す時は、察する力などいりません。ルールが同じだからです。
違う価値観の人は、違うルールの中で生きています。その人のルールを感じ取って、相手のルールに合わせて話したり行動したりすることが、察するという行為です。
今の時代はリアルだけでなくネットもあります。
ネットだと価値観が違う人が山ほどいますよね。
その自分と違う価値観を押しつけている人も多くいます。
自分なりのマイルールって誰しもあると思います。
この領域だけは譲れないというやつです。
あまり相手の領域に踏み込みすぎずにこちらからここまでと察する。
これは相手の価値観だから仕方ないと察することも大切です。
(P.109) 察しの悪い人は、マナーの悪い人になります。大阪では、混んでいる店で、食べ終わった人がゆっくりお茶を飲んだり、タバコを吸ったり、スマホをしたりすることはありません。
食べ終わっていないうちから、「あと1分で、ここあきますよ」と言って、待っている人に声をかけるのが大阪のお客様です。
外食時については本当に気をつけたいです。
私も一時期、外でパソコンを弄ること。
ノマドワーカーとして外で仕事していたことがあります。
そのときにはこういう察するマナーについては特に意識して仕事してました。
外でパソコン弄ってるのってネットで格好の標的にされてよく叩かれていますからねw
・混んでいる時間には行かない。
・混んできたらすぐ退散。
・時間を考えて区切りをつけてまだノマドしたいのなら違う店舗に行く。
・電源が必要になったときは必ず電源を使用していいかお店に確認を取る。
最低限の当たり前のマナーだと思います。
ただ、これが出来ていない人も多い印象です。
だからこそ、ノマドワーカーさんの心証が悪いんでしょうね…。
とは言え、最近はスマホが普及してスマホで楽曲を大音量でバンバン流している人。
若い人のグループで見かけたりしますし年齢や老若男女問わずに外出時のマナー。
公共の場所という意識を持ってみんながみんな察する人になれたらいいですね。
(P.192-193) カラオケは、みんなが何曲も先まで予約します。今流れている曲を聞くのではなくて、今誰かがリモコンで入れた曲名を見ておけばいいのです。選曲も、最初はアップテンポの曲からだんだんバラードへ移っていきます。
(中略)
「残り時間30分ということは、あと1人1曲だな」という時に、「あれも忘れていた」「これも忘れていた」とバタバタ入れると、みんなが1曲ずつ歌って終わるという流れが崩れてしまいます。カラオケに行くと、それぞれの人の察する力がわかるのです。
カラオケは人それぞれの性格でますね。
カラオケで人間観察してたら性格わかりそうです。
食べ放題なんかも同じような感じで性格がでると思います。
こういう場所は自分自身に対して気が緩む場所。
間が悪い人になるか察する人になるかは自分次第。
間が悪い人やマナーが悪い人にならないようにしておきたいです。
【察する人、間の悪い人】
☆まとめ
察する人、間の悪い人。
中谷彰宏の本を読んだ読書感想文でした。
中谷彰宏さんの本は実践ノウハウ。
特にマナーについて参考にしやすい部分が多いです。
どの著書もここ取り入れようと思える部分があるので参考にしていきたいです。