圧倒的教訓がつまってる カイジ「命より重い!」お金の話

☆マネーリテラシーが身につく本

f:id:acutehappp:20171108101156j:plain

 

年収1000万以上の人と付き合いたい。

よくネットで取り上げられるワードです。

そして、アレヤコレヤ議論されて盛り上がる。

盛り上がるというか炎上しかねないワートですよねw

人それぞれ価値観があるので致し方ないとは思います。

 

よく言われるのが、付き合うなら自分がまず変われ。

年収1000万円の人と釣り合うようになってから言えってやつだと思います。

これは、何もお金だけの話しではないと思います。

大好きなアイドルと付き合いたいならそれ相応の身だしなみをしろ。

あこがれの人に近づきたいならあこがれの人に少しでも近づく工夫をする。

その通りではありますし、私もそう思います。

 

ただ、今回はそこをお金に限定してここからはしていきます。

年収1000万円以上の人と付き合う。

この思考は危険だと思うんですよね。

何が危険かというとその人にマネーリテラシーがあるかどうか。

お金がどれだけ入ってきても使い方次第で良くも悪くもどっちにでもなりますよね。

 

これは男女どちらにも言えると思います。

高級ブランド者や高級車ばかり選んでしまう男性。

年俸1億円以上のプロ野球選手の奥さんの金遣いが酷い。

個人のお金だから使い方は自由です。

でも、マネーリテラシーが無いと苦労するのは自分ですよね。

お金を多く稼ぐ前にお金の器を広げておきたい。

お金への考え方を改めておきたい人には圧倒的1冊です。

 

 

書名:カイジ「命より重い!」お金の話

著者:木暮太一

出版社:サンマーク出版

出版年:2013年4月22日

ページ数:247ページ

 

当ブログの読書感想文。

「お金」に関してはあまり取り扱わないです。

そこを変えても紹介したい本。

と言うよりは、これはカイジ本を紹介している流れになります。

 

【カイジ「勝つべくして勝つ!」働き方の話】

 

【カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話】

 

働き方の話と生き方の話。

そして今回はお金の話になります。

カイジ本と言えるカイジを教訓にした本の3冊目の紹介。

文中はカイジを例にしている話ばかりです。

木暮太一さんのわかりやすい説明が読みやすくて心地いいです。

それでは、マネーリテラシーが身につくお金の話に行ってみます。

 

☆圧倒的教訓がつまってる カイジ「命より重い!」お金の話

 

序章:ようこそ、クズのみなさま
第1章:給料が少ない……? 現実を見ろ!
第2章:金は、自分で守らねばならないのだ!
第3章:知らないやつは、勝負の前に負けている!
第4章:圧倒的勝利を呼ぶ、マネー思考を身につけろ!
終章:お金に振り回されないために、本当に必要な力

 

目次になります。

サンマーク出版から出版されたカイジ本。

3冊のカイジ関連の本を紹介しました。

その中でも、お金の話は1番最初に登場した本です。

紹介の順番が前後しています。

私的には第4章は必読。

マネーリテラシーを身につける上でもぜひ読んでいただきたい章です。

 

(P.19) 『カイジ』をはじめて読んだとき、この作品はお金についてのとても大事なこと、とりわけ、現代を生きる私たちが特に知っておかなければいけない「マネー・リテラシー」について語っていると感じました。

 

カイジはすごいですよね。

お金の話や人生訓といえる言葉が盛り沢山です。

カイジもそうですけど、マネーリテラシーが学べる漫画。

闇金ウシジマくんやインベスターZも気になっています。

インベスターZは1冊だけ読みました。

 

【『インベスターZ』公式副読本 16歳のお金の教科書】

こちらのダイヤモンド社から出版されている公式副読本を読みました。

触りの部分しかわからないので続きがめちゃくちゃ気になっています。

 

(P.181) "効率よく"大きなリターンを狙えば、同時にリスクが膨らむことをも理解するべきです。そして、そのリスクが現実になったときに、どのように自分が対処するのかも準備しておかなければいけません。

 

「何を当たり前なことを」と言いたくなりますよね。

ハイリスクハイリターンになることはあります。

が、ハイリスクハイリターンだけを考えている人は多いんじゃないでしょうか。

リスクとリターンに関しては誰だって頭ではイメージすると思います。

ただ、リスクが現実になったときの対処方法。

対処方法まで考えて準備している人って少ないと思うんですよね。

少ないと思うといいますか私もそのようなことが多いです(汗)

しっかり、意識改革しておきたいと思った一文です。

 

(P.194) 食べ放題レストランでは、ついつい「元取れ~」と食べすぎてしまいます。ときには体調が悪くなるまで食べてしまいます。ですがこれも映画と同じです。そこで食べても食べなくても、お金は返ってこないので、忘れるべきです。
お金のことは忘れて、「どれくらい食べるのがベストか?」だけを考えます。そのとき、体調が悪くなるまで食べようとは思わないはずです。それが正しい判断、正しい選択なのです。

 

元取れ根性。

良い意味でも悪い意味でも使われます。

ときに良くてときに悪いことだと思います。

今回はサンクコストになるという悪い例です。

誰しも、この引用部分は考えたことがあると思います。

食べ放題に行ったときにとにかく食べて食べて食べまくるぞーです。

 

でもそれが、本末転倒になったことがある人。

そういう人も多いんじゃないでしょうか。

食べ放題に限らずドリンクバーなんかもそうですよね。

ドリンクバーで1杯だけ飲んであとは飲まない。

そういう行動をしている人って少ない気がします。

私もドリンクバーだとついつい飲みすぎてしまいます。

どうしても、ドリンクバーを注文したんだからと何杯か飲んでしまいますね。

 

(P.198) スーパーのチラシを見て、1円でも安い店に1時間もかけて行く人がいます。その1時間(往復2時間)でバイトをしたら2000円入ったでしょう。どちらが得でしょうか?
有名店のお得ランチを食べるために、開店前から3時間並んだ人がいました。「この内容だったら倍の値段はするよね~。並んだ甲斐があった!」と言いますが、本当に3時間を費やすのが賢い選択だったのでしょうか?

 

コストは、目に見えるものだけではありません。「その時間で、他のことをしていたら、いくら稼げたか?」「どんな有意義なことができただろうか?」を常に考えなければいけません。さもなければ、知らず知らずのうちにあなたは時間とお金を失っていくことになります。

 

時間(この場合は生命的な方)はお金では買えない。

自己啓発書でよく見る言葉です。

お金を稼いでいる成功者さんほど特に言われる言葉ですよね。

徒歩で向かうならお金を使用して時間節約でタクシーで移動しろとかです。

それもそうで、時間を削るということは命を減らすこと。

生きれる時間も不老不死ではないですし限られています。

人生が終わるときに「1時間延長して」ってできませんしw

時間は有限。お金と時間のバランスをしっかり考えたいと思いました。

 

【カイジ「命より重い!」お金の話】

 

☆まとめ

カイジ「命より重い!」お金の話。

木暮太一の本を読んだ読書感想文でした。

サンマーク出版から登場のカイジ本。

木暮太一さんがカイジの物語をうまく活用してわかりやすい解説です。

カイジの世界観を知らない人も注釈が多いから安心ですよ。

サンマーク出版から出版されたカイジ本で紹介していない本では覚悟の話。

カイジ「したたかにつかみとる」覚悟の話という本があります。

こちらも機会があれば読んで紹介したいと思っています。