今から実践できる 精神科医がみつけた運についての心の習慣

・運のいい人と悪い人

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運というと皆様は何を思い浮かべますか?

恐らく、お金関連のこと。

宝くじに当選したーとかそちらです。

ギャンブル運の方を思い浮かべる人が多いと思います。

運が良かったという言葉。日常でよく使いますよね。

 

今日は場所が空いていてラッキー。

ベストタイミングで運が良かった。

テレビをつけたら自分が大好きな人が出演していてラッキー。

そういう方も運です。

こちらを真っ先に思い浮かべた人もいるかもしれませんね。

 

今日の紹介する本は後者の方の運。

この本を読めば、宝くじが当たるとかそっち系ではございません。

私はどちらかというと後者の運。

運も考えようという概念を高めていきたいと思っています。

どういうことか、本の説明の前に書いておきます。

 

チャンスはピンチ。

ピンチはチャンス。

人間塞翁が馬という有名な言葉があります。

簡単に言うと良いことも悪いことになり悪いことも良いことになる。

まさにチャンスはピンチでピンチはチャンスにもなるということです。

モノは考えようとはよく言ったことで運もそうだと思うんですよね。

 

だから、私はそういう物事の捉え方をチェンジできる本。

運について別角度から勉強できる本を読みたかったです。

そこで、白羽の矢が立った本が今回の本。

「精神科医がみつけた」というのは斬新です。

その部分から惹かれた1冊がこちらになります。

 

 

書名:精神科医がみつけた 運のいい人、悪い人の心の習慣

著者:水島広子

出版社:海竜社

出版年:2017年5月9日

ページ数:176ページ

 

心の習慣。

運が悪いと嘆く前にこの1冊。

むしろ、運が悪いと言っちゃう人ほど、良いと思います。

運という言葉に惑わさない心の習慣。

日々の生活に平穏無事をもたらしてくれる1冊を紹介していきます。

 

・今から実践できる 精神科医がみつけた運についての心の習慣

 

はじめに──「運のいい人」「運の悪い人」
第1章:「運」と「べき」は最悪の相性
第2章:運のいい人は、「被害者意識」から解放されている
第3章:運のいい人は、他人と自分を「比較」しない
第4章:運のいい人は、「人からどう見られるか」ではなく、「自分は誠実か」で生きる
第5章:運のいい人には、安定した「価値観」がある

第6章:運のいい人は、「お金はエネルギーを運ぶもの」として考える
第7章:運のいい人は、自分の「向き」「不向き」を知っている
第8章:運のいい人は、過去を引きずらず「今に生きる」
第9章:運のいい人には、日常的な「生活習慣」がある
第10章:運のいい人になるための、手っ取り早い「心の習慣」
おわりに──「運のいい人」は「ラッキー」に振り回されない

 

目次です。

全部で10章あります。

水島広子さんの解説はわかりやすい。

さすが、精神科医の人だと思います。

これだけの項目あると人それぞれ気になる箇所。

必ず見つかるであろう運についての心の習慣じゃないでしょうか。

 

(P.29) 「運のいい人」が「ラッキー」を受け取ると、その「ラッキー」が好循環に乗り、とてもよい形で「運のよさ」に貢献するのだろうと思います。一方で、「ラッキー」に振り回されて人生の質を下げてしまっている人も相当数存在します。ギャンブルの世界にも多いでしょう。
「これさえうまくいけば」ということにすっかりとらわれてしまって、現実には何も得られていない。つまり、「これさえうまくいけば始まるはずの幸せな人生」が何も始まっていない、という人も多いのです。

 

運に振り回される。

宝くじが当選して逆に不幸になった人。

これはよく言われることでもありますよね。

そうならないように日頃から心を鍛える。

自分の中の器を広げておきたいですね。

「宝くじさえ当たれば」

「この環境から脱出できれば」

そういう、これさえうまくいけば思考は捨てていきたいです。

 

(P.53) 人それぞれ、自分ではどうすることもできない「事情」があります。その「事情」を抱えながら「運がいい人生」を送るにはどうしたらよいか、ということを考えたいのですが、他人の「事情」と自分の「事情」を比べてしまうと、自分ではどうすることもできないことについて、自分をさらに苦しめる、ということになってしまいます。「被害者意識」による自詰まりを起こすこともあるでしょう。

 

他人の事情と自分の事情。

彼氏彼女の事情ですね(←それは違うw)

他人と比べないことは大切だと思います。

自分は自分。他人は他人ですからね。

 

(P.92) 「自分は運がいい」と感じられるようになるためには、「自分は何のために生きているか」「自分は何を大切にして生きているか」という価値観を持つことが重要です。「ラッキー」がいろいろなところで起こっても、それらをつなぐ「価値観」がなければ、結局は人生を食いつぶすことにもなりかねないのです。

 

価値観。

自己肯定感。

この辺りは最近よく考えています。

自分は何のために生きているか?

自分は何を大切にして生きているか?

この2つの質問にあなたは即答できますか?

私は答えることができません。

これだとラッキーもラッキーで感じることができません。

運がいいと感じられるようにすぐワークしたいと思いました。

 

【精神科医がみつけた 運のいい人、悪い人の心の習慣】

 

・まとめ

精神科医がみつけた 運のいい人、悪い人の心の習慣。

水島広子の本を読んだ読書感想文でした。

ただの運について書かれた本ではございません。

不運を嘆いている人も運も考え方1つです。

今日から心の習慣を変えて運についての捉え方も変えていきましょう。