【良書】今日からマルチタスク禁止 SINGLE TASK 一点集中術

・基本を思い出させてくれる良書に出会えました

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今年読んだ本のTOP10。

いや、BEST5でもいいかもしれません。

今回の本は読んでみて本当に良かったです。

今の私に超ピッタリの良書に出会いました。

のっけからここまでベタ褒めは珍しいかと思います。

 

それくらい読んでみて「これだ!!」という気持ちが半端なかったです。

基本と言うか原点回帰。

私も数年前までは一点に集中という意識でいました。

それが、意識散漫。

最近はシングルタスクからマルチタスク。

マルチタスカーになっていました。

 

理由としては完璧に焦りが強いですね。

このまま現状維持じゃダメだ。

あれこれ並行にやらなきゃダメなんじゃないか。

もちろん、時間的にも同時にこなしたほうが短縮になる。

そういうこともあるかと思います。

だから、マルチタスクでこなすほうに寄ってたんですよね。

 

とは言え、私にはマルチタスクは関係ないと言い切れる人はいないと思います。

良い例えでは無いですけど、「ながらスマホ」って言葉ありますよね。

これも一種のマルチタスク的な行動になります。

マルチタスクの意識が強い弱い関係なく生活でマルチタスクしてると思います。

ということで、マルチタスクからシングルタスクへ。

シングルタスクの素晴らしさを説いてくれる良書がこちらです。

 

 

書名:SINGLE TASK 一点集中術 「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる

著者:デボラ・ザック

訳者: 栗木さつき

出版社:ダイヤモンド社

出版年:2017年8月

 

2017年8月31日頃に発売。

この記事を書いてる段階では新しい本。

まだ発売して2ヵ月経ってない本です。

SINGLE TASK 一点集中術も大ベストセラー。

これからなっていく可能性の高いポテンシャルだと思います。

Amazonの売れ筋ランキング。

そちらのビジネス・経済のランキング。

この記事を書いてる時点で、97位にランクインしてました。

 

しかも、こちらもこの記事を書いてる時点。

SINGLE TASK 一点集中術のAmazonのカスタマーレビュー。

5件入っていて、☆5という素晴らしさです。

私も評価したら、5点中5点になるので☆をつけた人の気持ち。

すごく共感しますし高評価なのも頷けます。

それでは、私が気になった部分になります。

 

・【良書】今日からマルチタスク禁止 SINGLE TASK 一点集中術

 

はじめに──つねに「1つ」に集中する

シングルタスクの原則──たった1つの肝に銘じるべきルール

 

【PART1 原則を固める】

第1章:マルチタスクを封印する──「同時進行」の誘惑から逃れる

第2章:すべてを一気にシンプルにする──「一点集中術」とはなにか?

 

【PART2 行動を変える】

第3章:脳の「集中力」を最大化する──脳がエネルギーを出せる環境をつくる

第4章:全行動を「1つずつ」にする──最大の成果をもたらす1日の行動法

第5章:5分で周囲の「信頼」をつかむ──「ノー」を言うことで人望を集める

 

【PART3 定着させる】

第6章:賢者の時間術「タイムシフト」──「再重要課題」を攻略する

第7章:継続する方法──24時間「いまここ」にいつづける

 

付録:シングルタスクのメリット、マルチタスクのデメリット

訳者あとがき

参考文献

推薦書

 

目次になります。

PARTわけがわかりやすい。

シングルタスクの良さとマルチタスクのダメさ。

良いところと悪いところもしっかりと書かれています。

見開きにブライアン・トレーシーの推薦文も書いてあります。

 

(P.26) 本書を読めば、集中力を保ち、周囲の環境を管理する方法がわかるし、あなたの足を引っ張ろうとする厄介な人たちへの対処法も学ぶことで

きる。さらに、一度始めたことを最後までなしとげようとする意志をもてるようになる。「一点集中」を貫けば、濃密で強固な対人関係をはぐくみながら、いっそう成果をあげられるようになるはずだ。

 

一点集中を貫く。

決意しても挫けそうです。

まさに挫けた。挫折した人も多いんじゃないでしょうか。

ただ、生活の中で集中力を保ちたいと思っている人も多いですよね。

そういう意味ではいろんな人に役に立つと思います。

 

(P.42) マルチタスクとは、2つ以上の活動を同時におこなおうとした結果、少なくとも1つの活動に十分な注意を向けられなくなることを意味する。とはいえ、意識的な努力を必要としない活動は、メインの作業と同時におこなうことができる。よって、これはマルチタスクにはあたらない。こうしたシンプルな作業には「簡単で機械的におこなえるもの」「集中力を要さないもの」が含まれる。つまり、2つの無関係な作業があったとして、そのうち1つが意識的な努力を必要としない場合のみ、それらを同時におこなっても不利益はない。

 

マルチタスク。

何でも2つのことを同時にしちゃダメ。

そういうわけでもないです。

私なんかはブログ記事を書きながら作業用BGMを流す。

こういうことをよくしてますけど、これはセーフです。

ただ、聞く音楽が激しいロックで歌詞も気になっちゃう曲。

初めて聞く曲で続きが気になっちゃう曲などなど。

こういう場合は意識散漫すると思うのでアウトになると思います。

 

(P.50-51) マルチタスクが間違っていることは承知のうえで誘惑に屈服するのは、私たちが目新しさを求めるからだ。外部からの刺激が現状に変化を起こすと、そうした変化がよいものと認識されようが、悪いものと認識されようが関係なく、アドレナリンが血流を駆けめぐる。すると、人は目の前にあるタスクより、新たなタスクのほうに注意を向けたくなってしまうのだ。

(中略)

注意散漫の原因となるものを減らそう。この習慣を身につければ、私たちは本来の目標を達成することができる。そのうえありがたいことに、これは習得可能な技術である。あなた──そう、本書を読んでいる、まさにあなた──にも習得可能なのだ。

 

新しいもの大好きです。

新商品ブロガーですからねw

本もいろいろ読むのでわかります。

どうしても、目新しさ。

新しい方がいいんじゃないか?

答え探しのように求めてしまうのあるあるです(汗)

注意散漫になるものを減らそうは改めて意識しようと思いました。

 

(P.58-59) 過去のいやなできごとを思い返したりはしていないだろうか?あるいは、これから自分の人生はどうなるのだろうと、つい心配してしまう癖はないだろうか?

過去についてくよくよと考えるのも不安な将来を思い描くのも、無益なだけでなく、怠惰にすぎない。そうした行為は、「いま」という瞬間を「ここ」で生きる邪魔をする。私たちには過去を変えることも、未来を予言することも、他人を意のままに動かすこともできない。ただ、いまという瞬間、シングルタスクに集中し、自分の人生、仕事、周囲で渦巻いている世界を、よりよい方向に向けることだけが可能なのだ。

 

ネガティブ思考。

過去や未来の不安。

くよくよ思い描くことあるんじゃないでしょうか。

著者のデボラ・ザックさんはこういうのも怠惰と言っています。

そんなことを考えるよりシングルタスクに集中せよと言っています。

考えても仕方ないことを考える時間は無くして行きたいですよね。

 

(P.82) 1つの作業に集中している最中に、ほかのことについてのアイデアがひらめいたら、あとで考えられるようにそれを書き留めておくのだ。なんらかの作業に取りかかる前に、決められた場所に自分専用の「パーキングロット」を用意しておくのがいいだろう。それはスマホの「メモ」機能でもいいし、紙のメモ帳でもいい。

 

とにかくメモを取る。

メモを取る行動は私もしています。

例えば、ブログを書いていて別のアイデアが思い浮かぶ。

そういうときはすかさずメモを取ります。

メモを取らないと忘れますw

それにその内容を覚え続けるのもそちらに気を取られますからね。

注意散漫というやつですね。

そういう意味でもシングルタスクで一点集中するには良い。

このことは日々の生活で感じている部分です。

 

(P.194-195) つねにあわただしくすごしていると、感動したりよろこんだりする能力が失われてしまう。だがシングルタスクを本気で心がけ、「いまここ」に意識を集中させていれば、思わぬタイミングで意識を向けるべき現象が起こったとき、それに気づくことができる。注意が分散した状態で周囲の世界を眺め、なにがあろうとさっさと通りすぎていると、人生に一度しかないような絶好の機会を逃すのだ。

(中略)

いまという瞬間を心から味わう練習を重ねていけば、「生きることを満喫」できるようになる。次元を超えた「特別な時間」を体験する能力を身につければ、幸せを実感すると同時に、もてる能力をもっと発揮できるようになる。

 

日々を作業みたいに過ごす。

これじゃ生きてる意味がってなっちゃいますよね。

私もこの部分は最近、失いつつありました。

「今、ここ」に集中する。

食事や読書や音楽鑑賞など。

もっと情感を呼び起こしたいと思いました。

 

(P.198) 日々の生活に追われていると、つい基本を忘れてしまう。本書ではこれまで、シングルタスクの有効性をひたすら主張してきた。神経科学者や心理学者の言葉を引用し、さまざまな実例も紹介してきた。とはいえ、もっとも説得力のある証拠は、あなた自身の体験にある。イライラしたり、やる気がまったく起こらなくなったりするのは、一度にたくさんのことをしようとした結果かもしれない。あなたがもっとも創造性を発揮でき、成果をあげ、自分を誇らしく思えたのは、どんなときだろう?

そのときあなたは、目の前の作業に没頭していたはずだ。

 

この部分の引用は読んだときにゾクッと背筋が寒くなりました。

それと同時に脳天直撃した言葉でもあります。

今の私を著者のデボラ・ザックさんに言い当てられたような気分でした。

私も基本の基本はシングルタスク派。

もちろん、すべてがすべて実践できてたわけではございません。

ながら作業などもしちゃってました。

ただ、本書でシングルタスクの有効性を知って改めて実践していきたい。

シングルタスクと一点集中を心がけて行きたいと思えました。

 

【SINGLE TASK 一点集中術 「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる】

 

・まとめ

SINGLE TASK 一点集中術 「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる。

デボラ・ザックの本を読んだ感想でした。

ダイヤモンド社の翻訳本はほんと良書が多いです。

今年読んだ本だけでも印象深い本がめちゃくちゃあります。

その中でも特に私にピッタリなのが今日の読書感想文。

SINGLE TASK 一点集中術でした。何度も読み返して実践していこうと思います。