せっかくだから良い習慣、悪い習慣について語ってみた

☆誰しもが良い習慣もあれば悪い習慣も持ってる

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良い習慣。

悪い習慣。

人間誰しもが習慣は持ち合わせてると思います。

悪い習慣しか無いよと言ってる人でも自覚がないだけで良い習慣。

良い習慣の方もきっちりと持ち合わせていると思います。

 

基本的には習慣と言うと悪い習慣。

こちらの方を思いつく人が多いんじゃないでしょうか?

悪い習慣を治したいと思っている人は多いと思います。

私もこのブログで習慣のことをたくさん書いています。

そのときに語るのは悪い習慣を治したいという話が多めです。

 

そんな、習慣のことを考えるの大好き。

習慣本をとにかく読み漁って習慣を変えたいと思っている人がオススメする本。

今回も引用文も含めまして紹介していこうと思います。

今回の本は、3回くらいは読み直してます。

良書だと思いますし、せっかくだから記事にしておきますね。

 

 

書名:良い習慣、悪い習慣

著者:ジェレミー・ディーン

訳者:三木俊哉

監訳:大野正勝

出版社:東洋経済新報社

出版年:2014年9月5日

ページ数:247ページ

 

こちらの本は本のサブタイトルも良いと思いますよ。

「世界No.1の心理学ブロガーが明かすあなたの行動を変えるための方法」

すごく惹かれるサブタイトルだと思います。

はてなブログNo.1。

はてなブロガーNo.1が明かすとか書いたら少しカッコいいですね。

今の私に当てはめてそんな戯言を思ってしまいましたw

それでは、ここからは気になるポイントを掻い摘んで語ってみます。

 

☆せっかくだから良い習慣、悪い習慣について語ってみた

(P.5) 習慣をつくるのにどれくらい時間がかかったのか? 単純な答えを言えば、十分なデータがとれた被験者の平均で、習慣ができるまでに六六日かかっている。また、意外かもしれないが、一日や二日サボっても習慣形式にあまり影響はなかった。しかし、複雑な答えはもっと興味深い。ご想像どおり、どんな習慣をめざすかによって所要時間には大きな差があった。朝食後に水を一杯飲むと決めた人たちは、二十日程度で最大限の自動性を獲得することができたが、昼食時に果物を一つ摂ろうとした人たちはそれを習慣化するのに少なくとも倍の時間がかかった。

 

習慣を変えたいと思って変わるまでには何日必要か。

習慣関連のことを少しかじったことある人なら思い浮かぶ人もいると思います。

大体は、21日という日数。ワードが出てくると思います。

このことに関して著者のジェレミー・ディーンさんが疑問を呈しているのが冒頭文。

どんな習慣を目指すかによって日数は変わるというのは言われてみればですよね。

ただ、始めようとするとアレもこれも同じように考えてしまうのは人間ですね。

 

それと、気になる部分はできなかったときのこと。

一日や二日サボっても習慣形式にあまり影響は出てないのは嬉しいと思います。

だから、三日坊主だからそのままやめるというのは勿体ないという話です。

三日やってサボって、また次の日から三日がんばる。

極端なことを言えば、最初はこれでも続けるだけ良いって話です。

 

(P.12-13) 大学を移った被験者たちが報告したのは、習慣の変化にはコンテクスト(前後関係や状況)が重要だということである。テレビを見るのを減らして運動を増やしたいと思ったとき、大学を移ったあとのほうが実現しやすかった。これは環境が変わると、古い習慣の手がかりやきっかけが見当たらないからだ。手がかりがなければ自動性もうまく働かず、「何をすべきか」と意識がつねに問いかける。だから、家を引っ越すのは休暇で旅行に出かけるようなものだ。いつもの決まり事がないので、何をしようかと絶えず意識していなければならない。

 

(P.79) 転職、結婚、引越し、転校など、大きな出来事を経験すればするほど、ブランドを変更しやすくなることがわかった。それだけではない。ブランドを変えた人は、その変更に満足する傾向があった。その後の別の研究では、人生の大きな出来事は消費者の習慣を多様化させることもわかった。こうしたブランドスイッチに対する学術的な説明は、自分で自分に言い聞かせる物語のようなもので、とかく複雑になりやすく、見当違いのこともある。真実はおそらくもっとシンプルである。人生の大きな変化とは状況の変化を意味し、それはとりもなおさず古い習慣が中断されることを意味する。

 

環境を変えたい。

東京に引っ越したい。

私がこのブログによく書いていることです。

環境変化ってやっぱり凄いと思える話です。

いきなり、東京とか大きいことじゃなくてもいいという話でもありますね。

隣の市に引っ越すだけでも前後関係や状況が変わる。

今までの慢性的な習慣が変わるということだと思いました。

 

(P.139) 各日付に書き込み欄がある大きめの壁掛けカレンダーを買う。毎日書く作業を終えたら、カレンダーの該当日に大きな×印を書く。一週間、二週間と経つにつれ、×印の鎖が長く長く伸びてゆく。「きみの唯一の仕事は」とサインフェルドは強調した。「その鎖を切らないことだ」。

コメディアンのジェリー・サインフェルド。

この人が若手コメディアンにどうしたら腕が上がるか聞かれたときのアドバイス。

この手の話は習慣系の本にはよく書かれている重要ポイント。

何度も何度も出て来るので、効果は絶大ということなんでしょうね。

実際にカレンダーに達成したらシールが貼られてるの想像するといいですもんね。

子供の頃のラジオ体操が終わった後のスタンプなんてまさしくだと思います。

 

最近だとネットサービスでもこういう効果を狙ったのかどうなのか。

継続日数などが書かれているサービスが多いと思います。

 

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不思議の国のアラモード(当ブログ)

ブログ日数:1267日。

継続日数:1267日。

継続日数1267日という鎖が伸びていたら絶対にこの部分は切りたくないですよねw

ここは、私自身に当てはめても腑に落ちるエピソードの話でもあります。

 

(P.142-143) どんな習慣を新しく確立すべきか、それを決める際の注意点を述べよう。習慣を変えようとするとき、人はどうしても背伸びしてしまう。自分に不満を感じる結果、完全なる自己改造をめざそうとする。これはよしたほうがいい。習慣づくりに関する研究もたいていはごく簡単な行為を扱っているのに、それでもうまくいかない人が必ずいる。まずは小さく始めて、手応えを感じたら、それ以外の習慣にチャレンジするほうが得策である。

 

これは新年の目標に置き換えて読んでみるとわかりやすい気もします。

新年の目標は立てて挫折してる人も多いと思いますし腑に落ちそうです。

私が習慣化が上手くできない理由の大部分はここだと思います。

「完全なる自己改造」を目指しすぎて長続きしない。

焦らずゆっくりだなってホント思います。

 

(P.178) 多くの人が悪い習慣をなくそうとして失敗するけれども、希望はある。どんな人でも、なんとか習慣を変えられるときがあるものだ。朝食をとる、果物を食べる、移動手段に徒歩を使うといった日々の習慣に関する研究では、古い習慣は変えられる、少なくとも新しい良い習慣で置き換えられることがわかっている。習慣を身につけると同じく、習慣をなくすときもちょっとした抜け目のなさが必要である。いや、その必要性は習慣を身につけるとき以上だろう。古い習慣は、あわよくば復活しようと手ぐすね引いて待ちかまえているからだ。しかし、習慣の何たるかを理解すれば、習慣の変更を長持ちさせるチャンスは必ず大きくなる。

 

新しい良い習慣で置き換えられることがわかっている。

これは先月の記事で古い習慣を治すより置き換えたほうがいいんじゃないか。

そのように書いた記事と通ずる部分があると思います。

通ずる部分というか、恐らくこの本を読んで影響を受けましたねw

これだけ、習慣を考えてると変えられた成功経験も多々あります。

ただ、古い習慣は復活しようと待ち構えているという部分です。

ここもめちゃくちゃ分かるという重要部分になります。

これからも習慣の何たるかをもっと理解して行動していきます。

 

 

[良い習慣、悪い習慣: 世界No.1の心理学ブロガーが明かすあなたの行動を変えるための方法]

 

☆まとめ

ジェレミー・ディーンの良い習慣、悪い習慣 。

気になる部分を掻い摘んで語ってみました。

最初にも書きましたけど、何度も読んでる良書中の良書です。

三分構成になっていて「習慣を変える」という項目。

こちらは実践的な考え方を学ぶことができます。

習慣を変えたい人や習慣について学びたい人。

どちらの人にも役立つ習慣本です。