1巻だけがすべてじゃない!! 水野敬也の夢をかなえるゾウ2

☆1巻の書評はよく見かける夢をかなえるゾウ

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水野敬也さんの夢をかなえるゾウという著書。

ご存知の方も多いと思います。

実際に手にとって読んだ人。

読んではないけど名前だけは知っている。

とにかく大大大大大ベストセラーの有名本です。

 

今年になってからもTwitterでこういうツイート見ました。

夢をかなえるゾウを読んでみてすごくタメになった。

夢をかなえるゾウを読んで人生変えていこうと思った。

何人も初めて読んだと言っている人を見かけている気がします。

それくらい何年経っても色あせない素晴らしい本だと思います。

 

【その名はガネーシャ 会話形式で読みやすい夢をかなえるゾウ】

 

私も昨年(2017年)書評しています。

夢をかなえるゾウに関しては座右の書です。

ガネーシャの言葉が耳に痛い言葉のオンパレード。

日々の中で落とし込めず出来ていないことの多さ。

現状維持に流されて元に戻ってしまっている部分。

何度読み返しても身が引き締まる思いになります。

 

ここからが、本題になります。

夢をかなえるゾウの「1巻」は書評をよく見かけます。

夢をかなえるゾウ2巻、夢をかなえるゾウ3巻は見かけません。

ただ、「私は書評書いたぞー」という人もいるかもしれませんのであしからずw

夢をかなえるゾウ1巻に比べたら2巻や3巻は本当に見かけないです。

 

と言っても、1巻の内容が最高峰。

1巻の内容は人生を変えていく上で重要なエッセンスが盛り込まれています。

人生を変えたいと言っている人がいたら、私は1巻を勧めるのは確かです。

それなら、2巻や3巻はどうなんだろうという話ですよね。

1巻から「お題」が変わっていると思っていただければいいと思います。

 

 

書名:夢をかなえるゾウ2

著者:水野敬也

出版社:飛鳥新社

出版年:2012年12月12日

ページ数:288ページ

 

夢をかなえるゾウ2の画像や詳細は文庫版です。

出版年などは通常版で書かせていただきました。

 

夢をかなえるゾウ2が発売されたときに既に1巻は読んでいました。

そういう意味で言うと私は2012年12月には読書家になってたわけです。

夢をかなえるゾウ2の登場に驚きと嬉しさありましたからね。

そう考えると、本を読み始めたの2011年から2012年くらいのどこかだと思います。

そんなことを思い出しつつの書評の前に2巻の良さを少しだけ。

 

私的に夢をかなえるゾウ2に関して思う部分。

お題は「お金」に関してです。

私は2の大部分はガネーシャじゃなくて貧乏神。

「金無幸子」だと思っています。

主人公のおでん芸人、西野勤太郎との話はタメになります。

今回の引用は幸子さん中心でガネーシャはございません。

どれもこれも胸に響く名言だと思います。

気になった人はぜひぜひ2巻のほうも読んでいただきたいです。

 

☆1巻だけがすべてじゃない!! 水野敬也の夢をかなえるゾウ2

 

(P.86) よく貧乏神が家に憑くとその家はずっと貧乏のままだなんて言われますけど、それは誤解です。本当は、まず最初にその人に貧乏になる素質があって、貧乏神はその場所が心地良いから住んでいるだけなんです。

 

「貧乏性」や「貧乏思考」

「貧乏マインド」など貧乏に関しての言葉は山程あります。

その人が貧乏になる素質があるというのはわかります。

逆に言えば、貧乏や逆境から成功した人は山ほどいます。

そういう人は貧乏になる素質を変えていった人です。

今が貧乏でも諦める必要はないです。

 

(P.97) 目の前の誘惑を我慢できない人というのは……「楽しみはあとに取っておいた方がより大きくなる」という経験をしたことがないのでしょう。たとえば──お金を使わずに貯金できる人は、我慢強い人というよりはむしろ、通帳にお金が貯まっていくのを見たり、そのお金で買えるものを想像する楽しさを知っている人なんだと思います。結局、人は楽しいことしか続けることができませんから。

 

本書で1番好きなセリフはこちらの引用です。

私は出来ないタイプなので、「うわーっ……」と言葉を失いました。

この貧乏神の幸子さんの引用はお金だけに当てはまることじゃないと思います。

たとえば、ブログを更新するのを苦痛に感じている人をよく見かけます。

その人は個人的に目先の数字に一喜一憂しすぎてると思うんですよね。

私のブログ継続日数だけを言えば知らない人は我慢強い人だと思います。

でも、私はブログ書くのが大好きで楽しいですし違う部分でも楽しめています。

 

(P.223-224) 何かを手に入れるということは、何かを手放すということです。そして何かを手放す覚悟のない人が──成功することはありません。

 

覚悟の問題です。

覚悟を決めた人間ほど強いものはありません。

私の人生が変わったと思うターニングポイント。

いくつかのターニングポイントを振り返るとこの覚悟です。

 

ただ、覚悟するだけじゃないです。

覚悟して「手放す」ということ。

手に入れる前に「手放す」ことの大切さです。

私の場合はまず取り組む前に手放してから本気出しました。

ここに関しては退路を断つ部分もあるはあると思います。

最近、少し疎かになってきたので改めて意識したいこと。

もう1度、手放すことと覚悟をきっちり決めるを意識したいです。

意識して日々を過ごすと人生が変わる可能性はほんと高いですよ。

 

(P.240) お金で買える喜びはすべて──素敵な服も、おいしい食べ物も、優雅な部屋も、豪華な旅行も──他人が作ったものです。でも、どんなにつらい状況でも、それを楽しもうとする気持ちさえあれば、人は、自らの手で喜びを作り出すことができます。お金がなくても、人は幸せになることができるんです。

 

少し前に見た書き込みでおもしろい論争がありました。

人それぞれ感じる部分が違うと思うのでまずはそちらの言葉をどうぞ。

 

「貧乏で毎日チキンラーメンしか食べることができない生活を送ってるよ~」

 

皆さまはこの言葉を聞いてどのように感じられましたか?

ほんとこういう心の部分に関しては人それぞれだと思うんですよ。

本人にしかわかりませんし、他人がどうこう言うことじゃないですからね。

 

その「毎日チキンラーメン」書き込みを見た大方の人の意見です。

 

「毎日チキンラーメン食えるんだからまだ余裕でしょ」

 

貧乏経験がある人ほど、このように思うはずです。

正直、私も毎日チキンラーメンを食べることが出来るのは余裕。

全然、貧乏じゃないでしょとか思ってしまいますw

だって、チキンラーメンって普通のラーメンに比べたら高いですよ。

 

スーパーの20円くらいの焼きそば。

そして、10円くらいのもやし。

それを1週間1食で過ごした経験があります。

クックパッドや個人のレシピサイトを見て安いもやしをいかに美味しくできるか。

もやし愛に満ち溢れながらそのように考えながら料理をしたこともありますw

 

つまり、何が言いたいのか。

私の貧乏体験自慢をしたいわけではないです。

先ほど書きましたけど、貧乏かどうかは本人の気持ちでしかありません。

「貧乏だから毎日チキンラーメンしか食べられない」

本人がこれを貧乏と思えば、やっぱりそれは貧乏です。

よく言われるのは、いくらお金を持っていても心が貧しければ貧乏。

お金が無くても心が豊かならその人はお金持ちってやつです。

幸子さんの引用もそのことをストレートに伝えてくれていると思います。

 

【夢をかなえるゾウ2】

 

☆まとめ

夢をかなえるゾウ2。

水野敬也の著書を読んだ読書感想文でした。

夢をかなえるゾウ1を未読の人。

夢をかなえるゾウ1は読んだことがある人。

どちらの人も2巻に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

1巻を読んでない人も2巻から読んでも全然大丈夫ですよ。

毎回、主人公は変わってますし、3巻から読んでも大丈夫なくらいです。

その3巻も書評していこうと思っています。