自己カウンセリングしよう それって悩みぐせかもしれませんよ?

☆悩みぐせあります

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誰しも悩みってあると思います。

しかしながら、その悩みという言葉。

悩みに関しては人それぞれで大小ありますよね。

小さい悩みから大きい悩みまで。

それも確かにあります。

 

ただ、それって本当に大きい悩み?

ある人にとっては大きな悩み。

でも、ある人にとっては小さな悩み。

同じ悩みなのにそういうことってありませんか?

もしくは、悩んで無いまでありえる話しですよね。

 

どうして、そういうことが起きてしまうのか。

そして、その解決方法はあるのか。

日頃から不安で悩むクセが多い。

そういう人には超見ていただきたい著書がこちらです。

 

 

書名:それって、「悩みぐせ」かもしれませんよ 自分でカウンセリングする技術

著者:榎本博明

出版社:創元社

出版年:2017年10月24日

ページ数:192ページ。

 

イライラ、クヨクヨ、モヤモヤ。

その原因が榎本博明さんによってわかりやすく解説されています。

そして、自分でカウンセリングする技術とついています。

ワークに従ってエクササイズすれば自己カウンセリングもできます。

原因を知って自分を見つめるのにも良いですよ。

 

☆自己カウンセリングしよう それって悩みぐせかもしれませんよ?

 

はじめに
パート1:悩みや不安、不満やイライラはどこからやってくるのか?
パート2:こうすれば悩みや不安は自分で解消できる

 

(P.6-7) この本では、読者が自分で自分をカウンセリングするかのように自己理解を深め、好ましくない心の習慣を改善して、毎日を気持ちよく過ごせるようになるためのヒントを示すことを目的としています。まずは、私たちの悩みや不安、不満やイライラの元になっている心理メカニズムについて知っておくことが必要です。

 

それって、「悩みぐせ」かもしれませんよ。

自分でカウンセリングする技術の目次になります。

シンプルな目次になっています。

自己理解を深めて好ましくない心の習慣を改善できる著書です。

後ほど触れますけど、パート2のワークはすごいですよ。

 

(P.19) 出来事や状況は、それだけでは人の気分を落ち込ませることはできません。出来事や状況そのものに、そのような力はありません。落ち込むかどうかは、出来事や状況ではなく、私たちの心の構えで決まってきます。私たち自身のものごとの受け止め方によるのです。

 

人それぞれ悩みにも大小ある。

ただ、同じ悩みのはずなのに悩み方は大小ですよね。

たとえば、上司に3人呼ばれて全員すっごい怒られる。

1人は会社をやめようかと思い悩むくらい悩む。

1人はしょぼんとしたものの飲み会をして気を晴らしてテンション上げる。

1人は「あっそ」と言う感じで上司を眼中にしていないw

同じ事柄なのに悩み方は人それぞれとはまさにこういうことです。

誰しも人生経験でこういうことはあるかもしれませんね。

それは私たちの心構えと物事の受け止め方で変わります。

つまり、ここを変えていければ悩み方も変わるというわけです。

 

(P.43) 承認欲求というのは、たしかに成長の原動力でもあるわけですが、それにとらえられすぎると、自分がなにをしたいのか、どうしたいのか、なにに価値を置いているのか、どんな生き方をしたいのかといった自分らしさが置き去りにされ、人の顔色をうかがうばかりになってきて、そんな自分がしだいにイヤになってきます。そこで、承認欲求をうまく生かして成長しつつ、適度に承認欲求から解放されて自由に振る舞うことが大切なのです。承認欲求の生かし方と克服のしかた。それを身につければ、人からの評価に振り回されずにすみます。

 

SNS全盛の今の時代。

リアルだけでなくネットでもそうじゃないでしょうか。

ネットって承認欲求を満たすのに良い側面もあります。

ただ、良い側面もあれば悪い側面もある。

SNSが悩みのタネという話しも最近は多いですよね。

 

自分がなにをしたいのか

どうしたいのか

何に価値を置いているのか

どんな生き方をしたいのか

 

SNSを有効活用できる人。

暇つぶしの道具って人。

悩みのタネになってしまっている人。

こういうことを考えた上で使用しているのかどうなのか。

この言葉はリアルだけじゃなくてSNSなどネットでも当てはまると思いました。

SNSでいいねばかり集めてもそれって何になるの?ってこともありますからね。

承認欲求を満たすはずが虚しくなっていたら本末転倒だと思いますし…。

 

(P.49) 自己嫌悪にさいなまれるのは、向上心が強い証拠なのです。苦しいときには、このことを思い出すことです。筋トレで、筋肉痛は筋力が鍛えられている証拠として心地よい痛みに感じられるのと同様、自己嫌悪による苦悩を充実感に変えてしまえるように、気持ちのもち方をコントロールするのが課題といえます。

 

自己嫌悪って言葉は悪い意味で使われがちです。

しかし、そこは考えよう。

自己嫌悪感=そこを治して成長したいにも繋がりますよね。

私は自己嫌悪感というコンプレックスは強い方です。

でも、向上心も強い方なので良い意味で相殺されていますw

最近は3日くらい前からスクワット始めました。

毎日の日課にしてますけど、筋肉痛が来てますw

 

(P.54-190)
ワーク1:落ち込みやすい自分をなんとかしたい
ワーク2:すぐにイラッとくる自分をなんとかしたい
ワーク3:嫉妬深い自分を変えたい
ワーク4人の目が気になって苦しい
ワーク5:引っ込み思案な自分をなんとかしたい
ワーク6:人と気持ちを通い合わせるのが苦手

 

ワーク7:自己主張できず、いつも損をしてばかり
ワーク8:口べたな自分をなんとか変えたい
ワーク9:相手によって自分が変わるのは多重人格!?
ワーク10:なぜ場違いな自分を出してしまうのか
ワーク11:自分をさらけ出すのが怖くて、素直に自分を出せない
ワーク12:年代の違う人とつきあうのが苦手
ワーク13:思うようにならない自分が嫌い

 

パート2:こうすれば悩みや不安は自分で解消できる。

そのワークの題字になります。

人それぞれ気になる箇所が必ず見つかると思います。

パート2は自分を振り返って書くことができるワーク中心です。

ここを治したいと思う部分がカウンセリングしているように書けます。

最後にワークへのアドバイスもそれぞれついていますので親切ですよ。

 

【それって、「悩みぐせ」かもしれませんよ 自分でカウンセリングする技術】

 

☆まとめ

それって、「悩みぐせ」かもしれませんよ 自分でカウンセリングする技術。

榎本博明の著書を読んだ読書感想文でした。

悩みのタネを経つ。

と言うよりはそれって悩み?って感じです。

あなたが今悩んでいることも他人から見たらどうなのか?

未来の成長した自分から見たらどうなのか?

惰性的に今までの思考回路で悩んでいただけかもしれません。

そう思えてくると悩みも軽くなってきますね。