そんな毎日で大丈夫? まずは「区切る」から始めなさい!

☆1日を区切ることの大切さ

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今回の著書。

著者の吉越浩一郎さんをご存知でしょうか。

トリンプの元社長。

残業ゼロを掲げていた人。

私はいろんな著書で吉越浩一郎さんの名前が出てくる。

それで知ったので本人の著書を読むのは初めてになります。

 

今回の著書は自己啓発よりは仕事術。

ただ、勝ち抜け人生のためのシンプル思考術。

そういう意味では考え方を変える方面で自己啓発かもしれません。

読む人の今のステージや年齢によっては感じ方や受取り方が違うと思います。

私は「区切る」という部分が気になったので本書を手に取りました。

 

 

書名:まずは「区切る」から始めなさい! 吉越式「勝ち抜け人生」のためのシンプル思考術

著者:吉越浩一郎

出版社:毎日新聞出版

出版年:2017年9月21日

ページ数:208ページ

 

区切るから始めなさいとはどういうことなのか。

吉越浩一郎式の勝ち抜け人生とシンプル思考術とは。

サブタイトルや帯からも気になる要素あると思います。

私は「デッドライン」の箇所に特に惹かれました。

それでは、吉越浩一郎さんの本を書評していきます。

 

☆そんな毎日で大丈夫? まずは「区切る」から始めなさい!

 

はじめに
序章:なぜ、いま「区切る」生き方・働き方が必要なのか
1章:まずは会社と自分を区切りなさい
2章:価値ある自分をつくる働き方と区切り方
3章:20年後、30年後に後悔しない働き方
4章:自立と独立で真の安定を手に入れろ!

 

まずは「区切る」から始めなさい!の目次です。

生き方や働き方を学べる本。

今の生活環境を見直す。

こういう時間の使い方は無駄している。

そういうことを考えさせてくれる著書です。

 

(P.34) ワークとライフのバランスがとれている人は、充実した人生を送っているといえます。では、充実した人生とはどういうことをいうのでしょう。人生は、私生活、仕事、睡眠から成り立ちます。この3つの構成要素がどれも満足いくレベルに達していて初めて充実した人生といえるというのが私の解釈です。

 

ワークとライフのバランス。

ワークライフバランスはよく言われます。

私生活、仕事、睡眠。

この3つの構成要素がすべて満足レベル。

それが、充実した人生と吉越浩一郎さんは仰っています。

皆さまは私生活、仕事、睡眠、満足レベルですか?

私は構成要素ダメダメなので満足レベルを目指したいです。

 

(P.79-80) 充実した人生を送るのに欠かせないものとは何でしょう。まず、お金がそうです。お金がなければ生活が成り立たないし、家族を養うこともできません。生きていくために必要なサムマネーを手にするためというのが、仕事のいちばんの目的です。
よく好きなことを仕事にしたほうがいいとか、本当の自分に出会うことができる仕事に就くべきとかいう人がいますが、そんなのは仕事の本筋とは関係ありません。むしろ、自分の生産性を高めて効率的にお金を稼ぐには、そういう余計なことは頭にないほうがいいと私は思います。

 

当たり前ですけど、お金は必要です。

最近は好きなことを仕事をしようが流行ってますよね。

吉越浩一郎さんはそうではありません。

そういう余計なことは頭に無い方がいいと述べています。

好きなことを仕事にしてもお金が無ければ不安になると思います。

私は好きなことを仕事にしていても収入が少ないとワクワクは無理ですね……。

お金を手元にしっかり持っている状態は安心感あります。

そういう意味では自分の生産性を高めて効率的にお金を稼ぐ。

この考え方はごもっともだと思います。

 

(P.116) 仕事にデッドライン、つまり時間の区切りを付ければ、ない場合よりも必ず生産性は高まります。ただし、デッドラインは死んでも守るものという気持ちで取り組まないと、その効果は期待できません。

 

(P.117) デッドラインとは無縁だった人が、張り切っていきなりあらゆる案件にタイトなデッドラインを付けると、あまりの負担に耐え切れず、すぐに挫折してしまうので注意が必要です。むしろ、最初は少し余裕があるくらいのところに期限を定めておき、慣れてきたら徐々に厳しくしていく。これが長く続けるコツです。
デッドラインを付けて仕事をしているかぎり、能力は確実にストレッチしていきますから、焦ることはありません。

 

私は今でこそ、○○時にこれ。

○○時にこれやって、○○時にこれやってと区切りをしてます。

と言っても、まだまだ区切りも少し動かしたり試行錯誤中です。

だからこそ、この「デッドライン」という考え方。

おーって思った部分ですし今日から取り入れようと思いました。

「デッドラインは死んでも守るものという気持ちで取り組む」

この思考を自分にしっかりインストールしておきたいです。

 

(P.154) 変化に強くなるためには、むしろ自ら変化を求めていく働き方をする必要があります。それは簡単に言うと、将来自分が社長になることを念頭においた働き方ということです。
他の社員をグイグイ引っ張っていくリーダーシップ、組織をまとめ効率的に動かすマネジメント力、まったく同じ情報を共有していても、次々に正しい選択をしていける判断力、広い視野で全体を見渡す大局観、時代の先を見通す先見性……そういう能力があれば、いつだって社員を引き受けることができるし、いざとなったら自分で会社を起こせばいいのですから、いまの会社がどうなろうが、日本や世界経済がどんなことになろうが、したたかにたくましく生きていくことができるでしょう。

 

将来自分が社長になることを念頭においた働き方をする。

先程、好きなことを仕事にすることに対して否定的なことを書きました。

とは言え、1日の仕事時間を好きなことして仕事してたいですよね。

そういう意味では将来自分が社長になることを念頭においた働き方。

ここをちゃんと実行できていれば好きなことを仕事にもできる。

少し逆説的ですけど、計画性ありますし、いけるんじゃないでしょうか。

毎日を意識して働いて仕事の能力をのばしておきたいですね。

 

【まずは「区切る」から始めなさい! 吉越式「勝ち抜け人生」のためのシンプル思考術】

 

☆まとめ

まずは「区切る」から始めなさい! 吉越式「勝ち抜け人生」のためのシンプル思考術。

吉越浩一郎の本を読んだ読書感想文でした。

区切るという考え方。

デッドラインの思考は特に意識したいと思いました。

毎日の仕事の質を高めていきたいですね。