高卒から外交官になった人が実践していた人生を変える努力とは

・まだまだ学歴社会ですよね

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学歴社会の終焉。

人は学歴じゃない。

そのように言われるようになってきました。

ただ、まだまだ根強い学歴偏重。

学歴重視の判断は多いと思います。

 

人を判断するときの判断材料。

「学歴」「年収」「容姿」

大きく言えばこのようになると思います。

それなら学歴もなくイケメン(女性の場合は美女)でもない人。

もう人生詰んだになるかと言ったらそうではありません。

 

人生いくらでもやり直しが聞きます。

リセット&リスタートです。

まだまだ、人生詰まんぞー。

学歴いいやつに負けたくない。

向上心強い人。野心家の人におすすめの本がこちらです。

 

 

書名:高卒外交官が実践! 人生を変える努力

著者:藤田順三

出版社:海竜社

出版年:2017年10月6日

ページ数:175ページ

 

出版されたのが2017年10月。

この記事を書いている段階ではまだまだ新刊です。

本書は勉強法の本。

しかしながら、受験や資格勉強ではございません。

人生を変えるための勉強術を教えてくれる本です。

 

・高卒から外交官になった人が実践していた人生を変える努力とは

 

Prologue:点数稼ぎじゃない力をつけよ!
Chapter1:意識を改革せよ!
Chapter2:とにかく「英語」を勉強せよ!
Chapter3:自分を伸ばすことに集中せよ!
Chapter4:いい習慣を身につけよ!
Chapter5:英語で身を立てよ!
Epilogue:才能を引き出して人生を拓け!

 

目次です。

「つけよ!」「せよ!」のオンパレードです。

本書を開くと印象的な言葉。

人間の能力にはそう大差はありません。

努力次第で、あなたの人生はきっと変えられます。

 

中卒、高卒の人。

それは過去のことです。

あなたの人生はきっと変えられる。

高卒から外交官になった人の言葉。

藤田順三さんの言葉に重みを感じます。

 

(P.2) 「私の勉強法」という類の本は、巷には掃いて捨てるほどあります。しかし、どの本も、一流大学を出たようなデキのよい方々が書いたものばかりです。中卒や高卒の方が書いた勉強法の本を、少なくとも私は見かけたことがありません。

 

(P.5) 本書は一般の「勉強法」とは異なる、自分を高めるための自己啓発的な「人生術」と思っていただいて差し支えありません。私自身もそういう目的意識で書いています。人生は一度きりです。後戻りはできません。その人生をいかに生きるか、それはあなた自身が決めることです。

 

先ほども書いた通り、受験や資格勉強。

そちら系の勉強法の本ではございません。

ただ、英語の勉強についてはめちゃくちゃページがありますw

英語を勉強したい人にとっては参考になる部分は多いと思います。

中卒や高卒の人が書いた勉強法の本の部分。

実は私も検索を駆使してそういう本を探しまくっていたことがあります。

元々が勉強できてなかった人がどうやって地頭力をつけたか。

そういう地頭力の部分を知りたいからというのもあってです。

だから、中卒や高卒の人が書いた勉強法が見つからないのはわかります。

 

というよりも、高卒は少しはいると思います。

中卒の人で本を出版されている人はなかなかいません。

昔ながらの斎藤一人さんのような人はいらっしゃいます。

そこを20代や30代の人に絞るとホントいないと実感します。

 

(P.19) 私が高卒で、外務省の大使を務めていたというと、多くの人から驚きをもって迎えられます。しかし、いわゆるエリートではなかったからこそ、わかることがあります。
それは、人間の能力は学歴とイコールではないということ、そして学歴がなくても、自分のがんばり方次第で人生は変えることができるということです。

 

良い学校を出て良い会社に就職して……。

まだまだ世の中では根深く言われていること。

世間一般的にはこちらのほうが常識だと思います。

それなら、良い学校も出れずに良い会社にも就職できなかった。

そういう落ちこぼれな人はどうすれば……となりますよね。

諦める必要はまったくないということです。

学歴がなくても諦めなければ道は開くってことです。

 

(P.84) 一度、自分が持っている能力に気づくと、それまで自信のなかった人が急に成長します。自信が自信を呼び、能力が能力を呼ぶのです。そういうポジティブなサイクルに乗りさえできれば、あとは加速度的に自信がついていき、さらに、能力が開花していきます。
その域に到達するまで、あきらめず努力し続けることができるか、それが問題なのですが、多くの人はその前にあきらめてしまいます。あとひと踏ん張りで、その域に達することができたかもしれないのに、実にもったいない話です。

 

自信をつける最大の秘訣。

それが自分の能力に気づくこと。

自分の中の強みを見つけろとは言いますよね。

それがわかっている人は自信もあると思います。

私はまだまだ自信が無いほうです。

このポジティブサイクルにさっさと乗っていきたいです。

 

(P.121) 多読と精読、この両者をバランスよく継続することで、あなたの理解力、集中力は鍛えられます。同時に常識力や判断力も身につきます。理解力、集中力、常識力、判断力……、これが人生を逆転させるために必要となる能力です。また、人は読書を通じて多くの人生を体験することができます。人の人生は一度きりですが、読書を通じて、実にさまざまな人生を疑似体験できます。その疑似体験が、あなたの人生をより豊かなものにしてくれます。

 

私も多読と精読をしています。

当ブログで1日2冊の本を紹介します。

だからと言って、1日2冊だけ読んでいるわけではございません。

4冊も5冊も読んでいる日は平気であります。

この書評を始めたのも普段から本を読んでいるのにそのままは勿体無い。

アウトプットもしっかりしておこうと思った部分が強いです。

考え方などの知識やノウハウを学べるのもあります。

それ以外にも読書で人生の疑似体験ができるという部分は共感します。

 

(P.167) 「この人は勉強をやらなかっただけで、最初から頭がよかったのだ」というご意見がありました。それについて、ひと言申し上げておきたいことがあります。
「勉強をやらなかっただけで、最初から頭がよかった」という言葉は、実は本書を手に取ってくださったみなさんにもいえる言葉です。
(中略)
自分は他人よりも能力が劣っていると思い込んでいるとしたら、それは思い違い以外の何物でもありません。もし、仮に自分はデキが悪いと思っているとしたら、それは単に勉強をしなかったからです。少なくとも本気になって勉強をしなかっただけです。

 

2014年の年末に海竜社から出版された藤田順三さんの本。

高卒でも大使になれたの本の感想に寄せられたそうです。

本を読んでみてこの感想は言い訳ですよね。

成功者を見ると、、

「この人は特別だから」

「自分とは違う何かがあったんだ」

そういう風に思うのは人間だから致し方ないと思います。

でも、そのままだと自分は成長していきません。

自分がデキが悪いと思っているからこそがんばる。

私は言い訳せずにこっちの道を進みたいと思っています。

 

【高卒外交官が実践! 人生を変える努力】

 

・まとめ

高卒外交官が実践! 人生を変える努力。

藤田順三の本を読んだ読書感想文でした。

自分次第で道は開ける。

学歴がコンプレックスの人は多いと思います。

私も実際のところ学歴コンプ寄りです。

本書を読んで強みになる自信が足りないと思いました。

人生を変える努力で言われてるいることを実践して勉強していきたいです。