脳は100%ミスするから絶対ミスしない人の脳の習慣を知ろう

・人間だからミスするのは当たり前

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完璧主義者。

最近でこそ完璧を求めすぎない。

非完璧主義者でも大丈夫だよ。

そういう主張が増えてきたと思います。

人間だからミスするのは当たり前。

 

当たり前だからこそミスした後のこと。

次善策や打開策。

ミスをミスのままにしない。

そういうことが大切だと思います。

少しでもミスを減らす。

凡ミスを減らす意識は持ちたいです。

 

そこで、ミスをしない人はどんな思考回路。

どういう習慣が身についているのか。

そのようなことをわかりやすい視点で学べる本。

樺沢紫苑さんがわかりやすく解説してくれているのがこちらの本です。

 

 

書名:絶対にミスをしない人の脳の習慣

著者:樺沢紫苑

出版社:SBクリエイティブ

出版年:2017年10月11日

ページ数:224ページ

 

出版されたのがこの記事を書いている段階。

この時点ではまだまだ1ヵ月ちょっと。

ということで最新刊と言っていい本です。

著者の樺沢紫苑さんの本は過去にも何冊か読んでいます。

読みやすいスタイルですし今回の本も期待しながら読んでみました。

 

・脳は100%ミスするから絶対ミスしない人の脳の習慣を知ろう

 

はじめに
INTRODUCTION:脳は100%ミスをする ミスをしない脳の基本原則
PART1: 【入力】 「インプット」を変えると集中力が最大化する ミスをしない入力術
PART2: 【出力】 脳力を引き出せば、仕事の「スピード」と「質」は上がる ミスをしない出力術
PART3: 【思考】 トップギアの脳は「自己洞察力」で決まる ミスをしない思考術
PART4: 【整理】 脳の棚卸しでパフォーマンスを上げる ミスをしない整理術

 

(P.2) 私はこれまで、精神科医として脳科学の研究を重ねながら、数千人の患者さんの診察を通して、「脳」や「心」のメカニズムを観察してきました。そうした経験から、「ミスをしにくい人の脳」の仕組みがわかってきました。その内容を科学的根拠に基づいた、普段の仕事、日常の生活の中で簡単に実践できる方法としてまとめたのが本書です。

 

目次になります。

著者の樺沢紫苑さんの観察してきた経験から。

それだけではなく科学的根拠に基づいた方法で言われています。

つまり、科学的にそれってどうなのってことは無いということです。

安心して使っていける実践本だと思います。

ミスをしやすいと感じている人。

ミスを減らしたいと思っている人。

仕事も日常生活も凡ミスは極力なくしたいですもんね。

 

(P.33) 「うっかりミス」は、人間なら誰でも起こすものですが、それが短い期間で、何度も連続して起きるようであれば、注意が必要です。
「以前はこんなにミスしなかったのに、最近ミスが増えているな」という方は、脳が疲れているのです。つまり、「脳疲労」が原因で、ミスが起こっていると考えられます。
脳疲労とは、睡眠不足や慢性的なストレス、過度な仕事や運動不足などが重なった、脳が「お疲れモード」の状態を指します。健康な状態と比べて、脳のパフォーマンスは著しく低下しています。

 

こ、こ、これは……。

実はここ最近の私。

うっかりミスを連発してたんですよ。

脳疲労でお疲れモードだったんですね。

樺沢紫苑さんの解説でよくわかりました。

「脳疲労とは」の引用がすごく当てはまっていました。

原因がわかれば改善できるところはしておきたいです。

 

(P.104) 正直、以前の私は検定とか資格試験を、バカにしているところがありました。「検定といっても、主催者が儲かるだけなんじゃないの?」「留学する予定もないのにTOEICの試験を受けてどうするの?」といった調子でした。
しかし、いざ自分で資格試験を受けてみると、その「資格」そのものはまったく活用できなくても、試験勉強による脳トレ効果によって、脳が劇的に活性化することを実感したのです。最近では、検定や資格試験の受験を、いろいろなところでおすすめしているほどです。

 

私もこういうタイプでした。

でも、バカにしているというところまでは言ってません。

独学で勉強するなら資格がある勉強は資格を得るために勉強する。

その方が身について集中して勉強できるのではとは考えてました。

たとえば、簿記の知識を上げたいと思いました。

そういうときは、簿記の資格はいらんでも3級を取得する。

そういう方向性でがんばったほうがいいという話です。

樺沢紫苑さんの解説でその考えも間違いではないと知れて良かったです。

 

(P.169) 私の「30点目標仕事術」では、4週間で書き上げる場合は、2週間で最後まで一気に書き上げるのです。残りの2週間は「直し」の作業。とにかく、たっぷりと時間をかけて「チェック」しますから、ミスの確率は限りなくゼロに近づいていきます。
あなたの仕事で何か書類を作る場合も同じです。最初から、精度の高いものをめざさずに、とりあえず最後まで完成してから、細かい部分を詰めていく。全体→細部という流れ。
最初から100点をめざすと時間切れになって、100点のものはできあがりません。このように「最初は30点」をめざすからこそ、結果として100点の作品ができあがるのです。

 

30点目標術。

これはブログを書いている人にも当てはまるんじゃないでしょうか。

最初から100点を目指すと時間切れになる。

私も今週は普段とは違うスタイルの記事。

ニコニコ動画系の記事を書こうと1週間の振り返り記事で書きました。

書きましたが、頭でいろいろ考えて手つかずでした(汗)

早速この30点目標術で作業して結果として100点の記事。

100点になるような記事を書こうと思います。

 

(P.195-196) もし、同じ作業や1つの仕事に関して、似たようなミスを2度犯したとすれば、それは相当に「ミスしやすい仕事」「ミスしやすい業務」と言えるでしょう。3度目のミスを引き起こさないためにも、「ミスを2回した段階で自分用チェックリストを作る」ことをルールにしましょう。

 

自分用チェックリストをつくる。

そのチェックリストをわかる位置に張り出す。

樺沢紫苑さんのオススメです。

古典的な方法ですけど、ミスを減らす。

そういう意味ではこれは即効性がありますよね。

私もエバーノートやときには張り出して活用しています。

 

【絶対にミスをしない人の脳の習慣】

 

・まとめ

絶対にミスをしない人の脳の習慣。

樺沢紫苑の本を読んだ読書感想文でした。

樺沢紫苑さんの本は前々から書評したいと思っていました。

本書も読みやすいスタイルですしすぐに実践できる。

そして即効性があること満載でした。

仕事や日常生活で少しでも凡ミス減らしていきましょう。