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凝り固まった思考ほぐれます 思考を育てる100の講義

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☆森博嗣の考え方は独特

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明日死ぬと考え、同時にいつまでも生きられると考える。

この言葉に初めて出会ったときの衝撃と言ったら何とやら。

明日死ぬと考えて今日を頑張ろうとはよく言います。

そこに同時にいつまでも生きられるがつきます。

何というか、言葉にしたら簡単ですけど、重みがあります。

 

そんな、重みがある言葉に出会える本。

100項目の中に必ず見つかると思います。

それぞれが、2ページずつなので読みやすい。

好きなところから読む。

気になるところから読んでみる。

そういうことも気軽にできる森博嗣の本です。

 

「思考」を育てる100の講義 (だいわ文庫)

 

書名:「思考」を育てる100の講義

著者:森博嗣

出版社:大和書房

出版年:2013年8月10日

ページ数:224ページ

 

画像が文庫本の方です。

私が読んでいるのは通常版。

出版年が文庫本のほうが新しい。

本の構成も文庫本だとサイズも違うので多少は違うと思います。

座右の書までは到達していない。

でも、何度か読み直したりはしています。

 

凝り固まった思考がほぐれる。

柔軟な思考をしたい。

こういう考え方もあるんだと学びたい。

思考を育てる講義というままの本。

森博嗣の思考回路を学べる本の書評です。

 

☆凝り固まった思考ほぐれます 思考を育てる100の講義

 

まえがき
1限目:未来を考え、現在に生きる「人生」論
2限目:思考の盲点をつくらない「知識」論
3限目:なまった理性を研ぎすます「感情」論
4限目:疑問から本質に近づく「表現」論
5限目:客観的思考を手にする「社会」論
補講:思考に「遊び」をつくる森教授の視界

 

目次になります。

人生、知識、感情、表現、社会。

最後は補講という構成です。

先ほども書いた通り。

1つのお題に2ページが割かれています。

パッと開いてすぐに読めるのでいつでも読みやすいですよ。

 

(P.15) 明日死ぬと考え、同時にいつまでも生きられると考える。そういう想像が人間ならばできるはずだ。現実は、その両極の範囲内に必ず収まるので、どんな事態になっても想定内ということになる。

 

森博嗣の人生論を学ぶ。

思考を育てる100の講義の肝です。

本書で1番の衝撃な言葉と言っても過言じゃない。

それだけ、刺激的な言葉だと思います。

2014年にこの言葉だけを切り取って戯言記事を書かせていただきました。

そのときも反響が大きかった言葉です。

 

(P.21) 歩くほど疲れるのが、物理的というか肉体的な傾向のはずなのに、実はこの逆に感じられることが多い。しかも、ほとんどのチャレンジにこれは共通している。やり始めるまえが、最も道が険しく見えるのだ。

 

犬の散歩にたとえて書かれています。

マイナス20度の早朝。

犬は散歩に行く気満々。

だけど、本人の重い腰がなかなか上がらない。

でも、外に出て歩き始めたら軽いという話です。

ほんとこういうのはほとんどのことに当てはまると思います。

最初にスタート切るのが手間取るんですよね…。

それを理解してさっさとスタート切るのが得策ですねw

 

(P.43) その知識をなまじ持っているために、その知識に関することを素直に受け取れなくなっている。先入観に支配されているといえる。物事を知るほど、物事を知ることが難しくなる。物事を知るほど、物事を知らない人間になるのである。

 

物事を知るほど物事を知らない人になる。

確かに「これ、知ってるよ」と飛ばしてしまう。

でも、それって、本当に知ってるの?はあります。

脳科学の本でも脳はサボりたがる。

知ってることほど手抜きするとは書かれていたような気がします。

意識的に吸収することを怠ったらダメですね。

 

(P.75) 人間の「深み」という言葉が示すとおり、魅力のある人、尊敬に値する人、凄い人というのは、計り知れない。現実も、いったいどこに本質があるのかはっきりとは見えないものである。物事を簡単に断定しない慎重さこそ「深さ」であって、意見を絶対に変えない頑固さが「浅さ」になる。

 

意見を絶対に変えない頑固さ。

世の中ではこちらの方が重要視されてる傾向があると思います。

あの人はブレない。

あの人は意志が固いとかですね。

でも、それって本当に良いのだろうか。

特に今からの時代は目まぐるしく変わる時代に突入。

意見を絶対に変えないことによってのリスクって怖いです。

いつまでも昔の考えに染まっていると取り残される可能性もあると思っています。

 

(P.77) 僕の小説の書評で、「前作を読んでいないと面白さは半減だ」と書いている人がけっこういるが、その書評を読まずに作品を読んだら、楽しみは倍増だろう。これを書いた人は、自分が前作を読んでいたから面白かった、と分析しているようだが、前作を読んだために、もっと面白い部分を見逃している。
他者との出会いだって、大人になってからいきなり相手を知るのだ。過去の履歴を知らなければ、人は好きになれないものだろうか?

 

このような先入観。

人に対してもあると思います。

私は先日も書いた通りで、西野亮廣さん。

キングコングの西野亮廣さんのことあまり好きじゃなかったです。

その好きじゃないという感情はネットでの知識。

ネットの意見を見て判断していた部分がありました。

まさしくの過去の履歴を見て判断していたことになりますね。

西野亮廣さんの革命のファンファーレを読んだら好きになれたので良かったです。

自分なりのニュートラルな視点を忘れないようにしておきたいです。

 

(P.117) もし、Aを経験しなかったら、それは「Aを経験しなかった」という経験をしたことになる。また、Aのかわりに、別のBを経験することにもなる。こうして考えると、経験というものは、生きていれば、常に、連続的にしているものであって、良い経験も悪い経験もなく、すべてがその人の一回きりの道、つまり人生なのである。

 

私が大好きな作家。

西尾維新が小説で影響を受けた。

神のような存在と言う5人のうちの1人が森博嗣です。

明日死ぬと考え、同時にいつまでも生きられると考えるで戯言記事。

考え方のエントリーを過去に書いたことは最初に書きました。

 

そのブログ記事で書いたことのもう1つ。

森博嗣の考え方は西尾維新のあとがきに似ている。

私は西尾維新のあとがきだけを集めた本が出版されてほしい。

それだけ、西尾維新があとがきで書いていることが大好きです。

この森博嗣の引用部分は西尾維新のあとがき。

西尾維新がよく書いているような考え方だと思いました。

影響を受けたからなのか類が友を呼ぶで元々が似ているからなのか。

それはわかりませんけど、森博嗣の100の講義も読んで楽しく大好きです。

 

【「思考」を育てる100の講義】

「思考」を育てる100の講義 (だいわ文庫)

「思考」を育てる100の講義 (だいわ文庫)

 

 

 

☆まとめ

「思考」を育てる100の講義。

森博嗣の本を読んだ読書感想文でした。

とにかく読みやすい本。

どこからでも読むことができます。

最近、考え方がどうにも凝り固まっている。

そういうときにパラパラと開いてみてください。

凝りが解消する考え方が目白押しですよ。