違う価値観を学べる本 カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話

☆カイジ本の2冊目

f:id:acutehappp:20171030153539j:plain

 

カイジ本。

カイジの人生訓。

カイジのストーリーの中の名言を紹介した本。

木暮太一さんが書かれている本。

その2冊目の紹介になります。

 

前回は「勝つべくして勝つ!」働き方の話でした。

今回は働き方から生き方。

カイジの名言になぞえて生き方を学べる本です。

ただ、カイジ本の出版順。

出版順に言うと最初がお金。

次に働き方。そして今回の生き方の順番のようです。

 

そういう意味で言うと順番はバラバラ。

でも、3部作と言えるとても良い本です。

細かい順番は気にせずに紹介していこうと思います。

今回も木暮太一さんの実体験。

そちらも踏まえつつの内容になっていますよ。

 

 

書名:カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話

著者:木暮太一

出版社:サンマーク出版

出版年:2014年6月23日

ページ数:254ページ

 

それでは、今回はここからすぐに見ていきます。

 

☆違う価値観を学べる本 カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話

 

序章:生きたいように生きるか 死んだように生きるか
第1章:人生を変えるために倒すべき2つの敵
第2章:どん底からはいあがるために知るべきこと
第3章:自分を否定したら、人生は終わる
第4章:自分の場所で光りつづける人生を目指せ
第5章:今度こそ人生を変えるために
おわりに

 

目次になります。

今回は「生き方」の話。

カイジの生き方についての名言。

たくさん載っていますよー。

目からうろこ。

人生が変わるかもしれない言葉のオンパレードです。

 

(P.18) 私はこれまで、「自分の人生を変えたい!」と思っている人にたくさん出会いました。人生を変えようとして、お金を稼ごうとしている人がいます。人生を変えるためには、仕事を変えなければいけないと考えている人もいました。
もちろん、人生を変えるには、その人なりの"処方箋"が必要ですし、お金や仕事は、自分の人生を構成する重要な要素です。ただ、ひとつだけ言えることがあります。
それは、残念ながら、大金を得ても、仕事を変えても、それだけでは人生は変わらないということです。自分の考え方を変えなければ、あなたの生き方は変わりません。人生は変わらないのです。

 

自分の考え方を変えなければ何も変わらない。

たとえば、年収100万円の人が1000万円手に入れる。

その1000万円を有効活用できるかというと出来ない人が多いと思います。

それは、その人の器がその器ではないから。

量子的な飛躍をしても元の木阿弥になりそうですよね。

そういう意味で言うとどん底のときから考え方を常にいい方向に変える努力。

そこは惜しんじゃダメだと思いました。

 

(P.52) 「平等であるはずなのに」という想いを持った人が、すぐ隣にいる人の成功を喜べないのは、「なんであいつだけ」という妬みの感情があるからです。そして自分だけ取り残されているような不安があるからです。
そして、そのように妬んでいる人は、その人が自分より「上」にいることを極端に嫌います。なんとかしてその状況を変えようとしてします。

 

これはネットあるあるですよね。

リアルでもそうひとがいたと言う人もいるかもしれません。

妬みや嫉妬は抱きたくない感情です。

 

(P.81-82) 残念ながら、現在存在している商品のうち、多くは10年後にはなくなっているでしょう。ということは、「自分が10年後もまったく同じ仕事をしている可能性」は低くなります。
もしかしたら、自分が勤めている企業もなくなっているかもしれません。今や新しく立ち上がったベンチャー企業が数年以内に倒産するのは珍しいことではありません。

 

10年後の未来。

自分自身がどうなっているかわかりませんよね。

今から10年後に備えるのは不可能に近いかもしれません。

そういう意味で言えば、今からアンテナ感度を高めておく。

いろんなところに興味を持つ好奇心を高める。

それが、今後を生きる上で重要かなって個人的には思っています。

 

(P.206) 世の中の流れに任せていたら、そんな「退屈な生活」が待っています。そしてもし、そこから抜け出したいのなら、自己責任で生きる覚悟を持たなければいけません。
目標設定、自己管理、自己実現などの責任が、より過酷に求められます。がんばるのも、個人の自由。がんばらないのも、個人の自由。ただし、がんばらないときに、それなりの結果になるのは個人の責任。

 

自己責任。

この自己責任は今後の人生についてです。

目まぐるしく変わる社会。

その渦に飲み込まれるか自分で渦から抜け出すか。

それは個人の自由です。

どちらが良い悪いという話でも無いと思います。

先ほどの10年後の話にも通じますね。

10年後に後悔しない選択はしておきたいと思います。

 

(P.244) カイジの人生が変わらなかったのは、カイジの考え方が変わらなかったからです。遠藤に出会う前も、おそらくいろいろな出会いがあったでしょう。そして、いろいろなチャンスがあったと思います。でもその出会いやチャンスを活かすことができず(おそらくその出会いやチャンスに気づきもせず)、ずっと同じ人生を送っています。

 

(P.245) 今日の考え方を変えれば、今日の出来事の意味が変わります。今日の行動も変わります。今日の出来事の意味と、今日の行動が変われば、将来が少しだけ変わります。それを繰り返すのです。
いま、望んでいる人生を送っていないのなら、今日の考え方を変え、今日の行動を変え、将来を少しずつ軌道修正していくことです。人生は、「今日」の積み重ねなのです。

 

最後の木暮太一さんの言葉は名言です。

カイジの言葉も多い中での総括した言葉でもあると思います。

今日から考え方を変えてより良い将来へ向けて軌道修正していく。

言葉にするのは簡単だけど日々を惰性的に過ごす。

そうしているとあっという間に流されてしまいますよね。

肝に銘じたい言葉です。

 

【カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話】

 

☆まとめ

カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話。

木暮太一の本の読書感想文でした。

木暮太一さんのカイジ本。

どの本もカイジの名言をうまく要約してくれています。

カイジを知らない人もわかりやすい本になっていますよ。

今回の生き方の話も読んでいてとても学ぶことが多かったです。