今すぐ「それ」をやめなさい 間違った習慣が見つかった!!

・誰しも間違って覚えてることってアリますよね

f:id:acutehappp:20170721094826j:plain

 

生まれ育った環境。

自分の家では当たり前。

他人の家では当たり前ではない。

誰しも1度はそういう経験をしたことがあるんじゃないでしょうか。

家庭の中の常識はほかでは非常識というやつですね。

 

今回は日々の生活。

私生活の中での習慣。

そこにメスを入れてくれる本です。

健康に良いと思ってやっていた習慣。

しかし、それは本当なのか?に応えてくれる本でもあります。

 

 

書名:今すぐ「それ」をやめなさい! Dr.モリタのやめるだけで健康になる50のヒント

著者:森田豊

出版社:すばる舎

出版年:2016年5月

ページ数:216ページ

 

「やりなさい」ではなく「やめなさい」です。

見開きページ。

「この習慣、その常識、今すぐやめないと早死にするかも」

このように書かれています。

やる習慣ではなくやめる習慣が見つかるかもしれない本を紹介していきます。

 

・今すぐ「それ」をやめなさい 間違った習慣が見つかった!!

(P.5) 医学的根拠(エビデンス)には、レベル段階というものが存在しています。本書でいう「これをやったら早死にする」という50ほどの習慣(行為)のなかには、それをしていない数千人と、それを行った数千人のあいだで有意な(意味のある)差があり、効果に確証が得られているものもあります。これが最も高い情報です。しかしながら、なかには一定水準の医学的論理展開が考えられるので、「これをやったら早死にすることは間違いないだろう」といった、 レベル段階の若干低めのものも含まれています。

ただし、そういうものであっても本書執筆にあたっては、「医師100人に聞いたら90人以上が賛成してくれる内容だろう」と考えられるものだけを厳選しています。

 

この本の一線を画する部分です。

50ほどの習慣を著者が独自に語ってるわけではございません。

ちゃんとした根拠的な部分もあるのでやめるか迷う習慣。

迷わないでやめたほうがいいと思えます。

みんな1人ずつやめたいことは違うと思います。

ただ、50個もあるので1つはストライクゾーンに入るはずです。

 

はじめに

1章: 【食】に関する習慣 編

2章: 【アルコール摂取】に関する習慣 編

3章: 【入眠・睡眠】に関する習慣 編

4章: 【身だしなみ】に関する習慣 編

5章: 【心と脳の健康】に関する習慣 編

6章: 【足腰や健康や運動】に関する習慣 編

7章: 【社会生活】に関する習慣 編

あとがきにかえて~健康に関する「極論」本を読むのをやめる

 

目次になります。

それぞれ章ごとに習慣が網羅されてます。

すぐに手をつけたいところから読むのもアリだと思います。

この項目なら気になる項目が皆さま見つかるはずです。

 

(P.42-43) 卵にはコレステロールが多いので、「食べすぎは体に悪い」とされてきました。じつはこれ、草食動物のウサギに食べさせた1913年のロシアでの実験結果をもとにしています。

【中略】

人間は「雑食」なので卵を食べても大丈夫です。われわれヒトには、血液中のコレステロール値を一定に保つはたらきが備わっていますが、ウサギにはそれがないのです。1981年にわが国で1日5~10個の卵を5日間にわたって連続して食べたときの影響をみる調査が行われましたが、被験者のコレステロール値に変化はありませんでした。日本卵業協会(日卵協)のホームページでも、結論として「個数に制限はない」といっています。

「何個までなら大丈夫」とはいいきれませんが、健康な人であれば、毎食1個、卵を食べても、とくに問題はないのです(もちろん卵アレルギーの人は除きます)。

 

生まれ育った環境で言われたことなのか。

小さい頃に言われたことって覚えてるじゃないですか。

私はたまごの食べすぎは体に悪いと今年まで思ってました。

恥ずかしながら今年までなので超長いですw

大食いYouTuberの木下ゆうかさん。

たまごがたくさん乗ってる料理を食べている動画で大丈夫なの?

そのように思っていたくらいですからw

 

実際にたまごを3個くらい食べて調子が悪くなったことがあります。

ただ、それも「食べ過ぎると体に悪い」と思い込んでるプラシーボ効果。

たまごに対しての悪い意味でのプラシーボ効果が働いたんだなって思いました。

だって、1日5~10個の卵を5日間にわたって連続して食べても大丈夫ですもんねw

 

(P.112-113) しかし、このデトックス、残念ながら医学的根拠はありません。「サウナで汗を流したら体の毒素が全部出た気がする」は気のせいです。大量の水を毎日飲んだり、断食したりといった努力を重ねたとしても、期待されるような効果はありません。デトックスというのは、じつはイメージにすぎないのです。

【中略】

ふつうの健康的な生活をしている私たちの体内では、体にとって有害な物質は、肝臓や腎臓が取り除くはたらきをしてくれています。大量の水を飲んだり、断食したりして、肝臓や腎臓のはたらきが高まるとは、とても考えられません。

 

デトックス効果。

デトックスはよく使われる言葉ですよね。

私もデトックスという言葉はよく使います。

それに「ちょっとまったー」を掛ける部分です。

医学的根拠が無かったという事実は知りませんでした。

イメージにすぎないというのはまさしくのプラシーボ効果ですね。

 

(P.116-117) 「食後すぐに歯を磨くと、食べ物に含まれていた酸を、歯のより深い部分へ、より早く浸透させることになる。今回の実験により、歯磨きによって歯の腐食が促進されてしまうのは、食後30分以内ということがわかった」

とのこと(傍点著者)

忙しい現代人は「食後30分も待っていられない」という人がほとんどでしょう。とくに朝などは、出勤前に歯を磨くまで食後30分ものんびりしていられるはずがありません。しかし、歯の腐食を防ぐには、少なくとも食後30分たってから歯磨きをするほうがいいということは覚えておいてください。30分後に歯磨きする「チャンス」がくるときがあるかもしれませんから。

 

この部分もまったく知りませんでした。

最近はすぐに歯を磨く習慣をつけてました。

と言うのも納豆をよく食べています。

納豆を食べたら匂いとか気になるじゃないですか。

だから、食べたらすぐに歯を磨くを徹底してました。

それも改めようと思える歯磨きの部分です。

 

(P.212-213) ここまで、やめないと早死にする危険性のある習慣を縷々述べてきましたが、最後に強調したいのは、健康に関する「極論」本を読むのをやめるということです。

【中略】

極論本の多くは、著者の持論によってつくられています。持論には、著者の理論的根拠が含まれていますが、100人の医師のうち、おそらく賛同する医師は5人もいないことが多いのではないかと思っています。こうした極論本と出会うことは、ヤブ医者と出会うことと同じ可能性があると私は考えます。

 

あとがきの抜粋です。

極論本は巷に溢れてますよね。

本に限らずテレビなどのメディアも取り上げる機会が多いと思います。

「○○だけで」とか言われるとインパクト大ですし印象残りますもんね。

そういうことに対して気をつけようと最後に書かれてます。

 

【今すぐ「それ」をやめなさい! Dr.モリタのやめるだけで健康になる50のヒント】

 

・まとめ

今すぐ「それ」をやめなさい!

Dr.モリタのやめるだけで健康になる50のヒントを読んだ感想でした。

私はこの本を読んで常識だと思ってたことが変わった。

そういう目からウロコと思える知識が沢山ありました。

誰しもが勝手に常識と思い込んでることってありますよね。

本書はそれを覆すことが書かれている本になると私は思います。